法人でメインの業種とは違う「家賃収入」を得ようとするときの注意点・問題点
法人として食品を販売する業務をやっておりましたが、
コロナの影響でメインの業種売り上げがガクっと落ちてしまい、メイン業種とは異なる業種として「会社で不動産を購入して家賃収入でも所得を得る方法」をとりたいと思っております。
上記のケースで、
「これだけはやっておかなければならない」
「こういう場合会計では・・」
「2種類の業種をやる事の問題点」等の会計などで問題になる点をご指摘いただけたらと思います。
会計や経理以外の点でも問題点があれば何でもご指摘いただいて構いません。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

山下久幸
ご質問ありがとうございます。
論点がいくつもありますので、
ざっくりと回答します。
◆消費税
不動産を買うと、建物を買うので金額が大きくなります。
その場合、多額の消費税も払うので、
消費税の控除の問題があります。
ここが一番重要だと考えます。
◆融資
借り入れはされる予定ですか?
危ないのは、コロナ融資で借りたお金で
不動産を買ったりするのは銀行は嫌がります。
万が一は、返済しろと言われる可能性がありますので、
資金調達は十分ご注意ください。
また、同じ会社で2種類の業種をやる問題点は、
特段ありません。
不動産の購入は金額も大きくなりますので、
購入前に、顧問税理士さんや税理士に相談することをおすすめします。
ご指摘のコロナ融資も一部視野には入れていましたが、資金使途としては難しいのですね。
お忙しい中早々にご回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
本投稿は、2021年09月09日 02時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。