電子データ販売における制作コストの計上について
趣味でイラスト制作をしています。
完成したイラストのデータを,以下2通りの方法で配布して収入を得ています。
・無料で配布(ニコニコ動画のクリエイター奨励プログラムで報酬を得る)
・有料で配布
制作の途中工程で外部の従量課金型のウェブサービスを使用しており,一枚あたり数千〜数万円程度かかっています。これまでこの支出は仕入れとしてその月に一括して計上していたのですが,よくよく調べると正しくないのではないかと思い質問します。
1) このような途中工程での外部サービスへの支出は仕入高でよいでしょうか。外注費の方が良いでしょうか。
2) 期末処理について,冊子形式等有形での販売であれば,制作数で割って一冊あたりの原価を計算し,販売した分だけ経費計上することになるのだと思います。
一方,当方は電子データであるため,一回売れたあたりのコストというものが計算できません。このような場合どのように処理すれば良いでしょうか。
以上,よろしくお願いいたします。
税理士の回答
こんにちは。
以下、順次回答いたします。
1) このような途中工程での外部サービスへの支出は仕入高でよいでしょうか。外注費の方が良いでしょうか。
外注費が良いかと思います。
2) 期末処理について,冊子形式等有形での販売であれば,制作数で割って一冊あたりの原価を計算し,販売した分だけ経費計上することになるのだと思います。
一方,当方は電子データであるため,一回売れたあたりのコストというものが計算できません。このような場合どのように処理すれば良いでしょうか。
棚卸ができませんので、する必要はないものと考えられます。
なお、仕掛中の経費については費用としないで棚卸資産として資産計上をすることになります。
回答いただきありがとうございました。ご指導いただいたように処理いたします。
本投稿は、2017年07月22日 18時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。