公益法人の消費税の経理処理について
公益法人です。
公益法人は消費税は税込経理が一般的なのでしょうか?
前職は一般企業の経理を見ていて、どこも税抜経理でした。
固定資産の判定や決算書の数字の見え方等から税抜経理が一般的だと思っていましたが、公益法人は税込経理が多いという印象です。
何か税込経理でやるメリットがあるのでしょう?
このご時世会計ソフトが消費税も分けてくれるため、税抜経理でも事務の煩雑さに影響はないように感じますが、、、
ちなみに課税事業者です。
税理士の回答

多田信広
おっしゃる通り、私も公益法人は税込経理が多い印象です。
税込経理の理由を聞いたところ、「以前から税込経理だから」
ということでした。
税込経理ですと、収益・費用とも消費税分が多く計上されるため、
本来の収益・費用が把握しづらいなどのデメリットがあります。
会計ソフトを利用されると、おっしゃる通り消費税は自動で分けてくれるので、
税抜経理と経理処理上の手間もあまり変わりません。
会計専門家の立場からは税抜経理が望ましいと考えます。
よろしくお願いいたします。
同じ意見で安心しました。
確かにこちらも税込経理をしている理由を聞いても、明確な根拠はなく、税込経理が当たり前というような風潮でした。
周囲の公益法人も税込経理が多く、自分の考えに自信がありませんでしたが、お陰様で自信が持てました。
本投稿は、2020年08月29日 21時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。