通販サイト売却額に対する税金について
ご助言頂けますと有り難いです。
私が運営しております通販サイトを500万円で売却することになりました。
今年法人化を検討しておりましたが、現状個人事業主です。
下記比べた場合、税金の違いは大きいでしょうか?
1.今のまま個人事業主の状態で売却
(消費税免除期間は過ぎております)
2.急ぎ法人化してから売却
(消費税免除対象になれる)
税理士の回答

森田有為
こんにちは。
結論から申し上げますと、現時点の情報では判断できません。
税金の違いが大きいか検証するには少なくとも次が必要になります。
・個人事業主としての納税額シミュレーション計算
・法人としての納税額シミュレーション計算
個人事業主としてのシミュレーション計算をするためには、事業に係る経理情報と個人情報(住宅ローン控除、医療費の有無など)が必要です。また、法人としてのシミュレーション計算をするためには、役員報酬をいくらにするかや事業計画などの情報が必要です。
そのため、現時点では判断できない状況です。
なお、あくまでも感覚的な印象になりますが、もし法人化の目的が通販サイト売却による節税対策のみである場合は、今のまま個⼈事業主の状態で売却されるのがよろしいと考えます。
法人化すると、設立費用、赤字でも納税額が発生、経理や決算の煩雑さ、会社清算する費用など様々なコストが発生します。仮に法人化によって通販サイト売却による節税ができたとしても、トータルで考えると損する可能性があります。
お役に立つことができれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
本投稿は、2019年09月26日 11時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。