妻を常勤役員にする場合
はじめまして。
夫が間もなく株式会社を設立予定です。
会社は国家資格を有する技術者さんの集団で、材料などは元請けさんが用意するので仕入れなどはありません。従業員は夫を入れて6名の小規模会社です。ちなみに会社の住所は現在入居しているマンションにします。
夫が代表取締役になりますが、私を常勤役員にした方が良いのではないかと提案されました。
理由は、夫が現場での仕事に専念したいからだそうです。
後は所得分散による節税のためです。
妻が常勤役員と認められるには勤務実態と報酬金額が伴っていないと難しいという認識ですので私は不可能ではないかと思います。
この先私がすることと言えば、従業員の給料計算、顧問社労士さんや税理士さんとのやりとり、資金繰りを考えるなどです。
現在会社設立のために色々な所に足を運んで動いているのも私です。
果たしてこの程度の勤務実態で認めて貰えるのでしょうか?
また、もし認めて貰えるのなら私の役員報酬はいくら適切でしょうか?ちなみに夫の役員報酬は私が役員にならない場合は月額100万~120万にする予定です。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

会社の役員の職務は会社に出勤して労働することではなく、会社の経営に参画することです。そのため、常勤で無ければ給与を支給できないものではありません。
ご相談の文面からは人事労務と資金繰りという極めて経営に重要な職務に参画されてますので、仮に非常勤であったとしても役員報酬の支払は可能かと思われます。
金額的には実態を拝見しないと判断は難しいですが、お読みした内容から想像するに、月額15~20万円位は可能ではないかと思われます。最終判断は専門家に実態を見ていただいた上でご相談・ご判断頂ければと思います。
宜しくお願いします。
詳しくありがとうございます。
経営に参画することが、役員の仕事なのですね。十分認められる可能性があるとわかり安心致しました。ありがとうございました。
本投稿は、2017年03月30日 13時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。