大学生で年収130万円を超えた場合にかかる金額について
はじめまして。
現在私は大学生でアルバイトを掛け持ちしております。
今年の年収が130万円を超えてしまいそうなため、勤労学生控除なども受けられなくなり親の扶養からも外れると思います。
その場合私は、どこでどのような手続きが必要なのか、どの時点でどれだけの金額を支払うことになるのかを教えていただきたいです。
今まで103万円以内で収まっていたため今回のようなことが初めてで、調べてもいまひとつ理解できずにいます。
恐れ入りますがよろしくお願いいたします。
税理士の回答

アルバイトを掛け持ちしている場合には、税金の精算ができませんので、確定申告によって、給与収入を合計して給与所得を算出し、所得税の再計算を行なっていただくことになります。
なお、いくらの税金を納めるのかについては、103万円を超える所得金額の所得税は約5%、住民税は10%の税金がかかります。
さらに、税金の納付時期は、所得税は来年の確定申告時期に、また、住民税は、来年5月末に住民税決定通知書が送付され、6月以降に分割(又は一括)で納付していただくことになります。

現時点から来年1月末で行うべきこと
・勤め先から源泉徴収票を残さず回収する
上記完了後、インターネットで「国税庁確定申告書作成コーナー」で検索し、所得税の確定申告書を作成する。
作成後の印刷物には、申告書の郵送先などの情報も載っています。
手続きを終わらせるためには、上記の流れでやるのが良いでしょう。
中西様、お忙しい中お答えいただきありがとうございます。
いただいたお返事について、さらに質問をさせていただきたいです。
・収入が多い方のアルバイト先(今年5月に入社)の明細を見ると、毎月所得税が引かれています。これは来年の確定申告をする際に収める所得税とはまた別のものですか?
・色々なサイトで、130万円を超えると結果的に30万円程納めなければいけないとでてくるのですが、これは来年は6月以降に分割または一括で納めることになる所得税と住民税を指すのでしょうか?
質問が多くなり申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
本西先生、お忙しい中お答えいただきありがとうございます。
やるべきことがとても分かりやすく、自分の中でも整理がつきました。
2点質問をさせていただきたいのですが、
収入が多い方のアルバイト先で「年末調整はうちでするということでいいのかな?」と聞かれたのですが、これはどういう意味でしょうか。
また、片方で年末調整をしても私自身が確定申告をする必要がありますか?
度々の質問で申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

給与から源泉徴収された所得税は、確定申告の際に納める税額から差し引きしますので、二重に納めることにはなりません。
また、給与収入が130万円を超えると30万円を納めるという点ですが、これは、納税者本人が納める所得税と住民税だけでなく、健康保険料なども含めた金額だと思います。
本投稿は、2020年11月05日 03時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。