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昨年度までとは異なる記帳について

2017年に開業届を出し,自宅でベビー系の教室をしていましたが,2018年からそれに加えてハンドメイドの販売も始めました。
自分で調べながらクラウド会計を使い記帳し確定申告もして来たのですが,その際ハンドメイドに使う材料や資材(ビーズや布,グルーガンなど)は消耗品,作って売れたときに本業としての売上としてつけてきました。
が,最近ふと材料などは仕入れにするべきだったのか…と思うようになり,それを調べると棚卸といった言葉も見かけ,仕入れにもしていなければ棚卸もしてきていなかったので戸惑っています。
そこでお聞きしたいのは

①次の確定申告のときから突然仕入れの項目に書き始めてもよいものでしょうか?

②青色申告で出していて,今まで売上欄しか書いていなかったのですが,突然仕入れ欄にも記入するようになったら指摘を受けますか?
(業種をフリーランスとしていたためか今までその点で指摘を受けたことはありません)

③その場合,昨年度まで消耗品としてしまっていたものからすべて訂正していく必要があるのでしょうか?
(開業届を出したものの,趣味と言われても仕方ないくらい収入にはつながっておらず,売上から必要な資材やセミナー・資格受講料などをひくと1回目の確定申告では約2.5万,2回目の確定申告では約29万の赤字のため,そもそも確定申告をする必要はないと言われたのですが…今後のためにちゃんとしておきたいと思っています。)

まとまりのない文章で申し訳ありませんがご教授いただけたら幸いです。

税理士の回答

①次の確定申告のときから突然仕入れの項目に書き始めてもよいものでしょうか?

正しいことを始めるのに躊躇はいりません。
すぐに始めてください。


②青色申告で出していて,今まで売上欄しか書いていなかったのですが,突然仕入れ欄にも記入するようになったら指摘を受けますか?
(業種をフリーランスとしていたためか今までその点で指摘を受けたことはありません)

指摘は、税務調査の際にあります。
それ以外では、まず、ありません。


③その場合,昨年度まで消耗品としてしまっていたものからすべて訂正していく必要があるのでしょうか?

今までの分は、訂正には及びません。
そのままで、良いです。

(開業届を出したものの,趣味と言われても仕方ないくらい収入にはつながっておらず,売上から必要な資材やセミナー・資格受講料などをひくと1回目の確定申告では約2.5万,2回目の確定申告では約29万の赤字のため,そもそも確定申告をする必要はないと言われたのですが…今後のためにちゃんとしておきたいと思っています。)

税務署の方に、上記指摘を受けた際に、過去の分は、修正申告(更正の請求)をしてください。
修正申告(更正の請求)は、決算書の訂正ではありません。
決算書の最終利益が、違っているので、行います。

よろしくご理解ください。

お返事をくださりありがとうございます。

昨年度までのは訂正しなくてもよく,今期から始めたらよいとのことですが,追加質問です。

年末に在庫数を数えることは可能なのですが(期末棚卸?),年初め(期首棚卸?)は数えていなかったため,今年から新たに使い始めた資材については残り個数が正確にわかるものの,一昨年から使っていて残り個数が少なくなって来たため追加で購入し混ぜて使っているものに関しては今年仕入れた分からいくつ使っていくつ残っているのかわかりません。その場合はどのようにしたらよいでしょうか?
1つ考えたのは来年からの仕分けをする際にきちんと仕入れとして扱い, その際今ある在庫は私物の手持ち分として個数だけ数えておき(資材はビーズなどです),来年追加で購入して使用した場合に来年末に総数を数えたところから今年数えて置いた分を差し引く形でも大丈夫でしょうか?

また,同じ形大きさのビーズでも仕入れ先の違いで単価が違うものがあります。
その場合は仕入れ先ごとに分けて在庫を計算すればよいのでしょうか?

追加ですみませんがご教授いただけますと幸いです。

年末に在庫数を数えることは可能なのですが(期末棚卸?),年初め(期首棚卸?)は数えていなかったため,今年から新たに使い始めた資材については残り個数が正確にわかるものの,一昨年から使っていて残り個数が少なくなって来たため追加で購入し混ぜて使っているものに関しては今年仕入れた分からいくつ使っていくつ残っているのかわかりません。その場合はどのようにしたらよいでしょうか?

今年のこっているものを数えます。昨年今年は、区別しません。

1つ考えたのは来年からの仕分けをする際にきちんと仕入れとして扱い, その際今ある在庫は私物の手持ち分として個数だけ数えておき(資材はビーズなどです),来年追加で購入して使用した場合に来年末に総数を数えたところから今年数えて置いた分を差し引く形でも大丈夫でしょうか?

上記記載。
あまり深く考えないことです。


また,同じ形大きさのビーズでも仕入れ先の違いで単価が違うものがあります。
その場合は仕入れ先ごとに分けて在庫を計算すればよいのでしょうか?

いいえ、税務上は、届け出ていない場合には、最終仕入れ原価法=最後に仕入れた金額で、在庫を計算します。

よろしくお願いいたします。

昨年今年と区別せず数えてよいということは今年の期首棚卸の分は0,期末棚卸のところですべての残りから計算したものでよいということでしょうか?

最後に仕入れた金額で計算すればよいのですね。
では例えば最後に仕入れたものが10個入990円(税込)で残りが20個だった場合,
20個×99円=1980円とすればよいですか?

同じ形でもサイズの違うもの(12mmのビーズと15mmのビーズ…など)や同じ大きさでも形が違うもの(丸いビーズと多角形のビーズなど…)はそれぞれ別物と考え,計算して大丈夫なのでしょうか?
それともビーズ,紐,金具パーツ…などのように材質で分けて計算するのでしょうか?

次から次へと疑問がわいてきてしまい申し訳ありません…。

昨年今年と区別せず数えてよいということは今年の期首棚卸の分は0,期末棚卸のところですべての残りから計算したものでよいということでしょうか?


その様に考えます。
昨年の誤りは、税務調査の際に考えます。


最後に仕入れた金額で計算すればよいのですね。
では例えば最後に仕入れたものが10個入990円(税込)で残りが20個だった場合,
20個×99円=1980円とすればよいですか?

そうです。

同じ形でもサイズの違うもの(12mmのビーズと15mmのビーズ…など)や同じ大きさでも形が違うもの(丸いビーズと多角形のビーズなど…)はそれぞれ別物と考え,計算して大丈夫なのでしょうか?

別ものになると考えます。
よろしくお願いします。

それともビーズ,紐,金具パーツ…などのように材質で分けて計算するのでしょうか?

仕入れの際にどのように注文するのでしょうか?
仕入れで別れていれば、それに準じて分けます。


次から次へと疑問がわいてきてしまい申し訳ありません…。

何度もありがとうございます。

◉注文の品目は分かれていますがいくつかまとめて購入しています。
会計帳簿には消耗品△△円,備考欄に〇〇用資材購入というようなまとめた書き方しかしていなかったのですが(カードで一括払いだったため),これを消耗品→仕入に変更し
新たに仕入帳簿を作ってそこへ記入する際に△△円の内訳を細かく記せばよいのでしょうか?
会計帳簿のほうに△△円の内訳を記すのでしょうか?

◉送料がかかっている場合で仕入れたものが1,000円,送料が500円合わせて1,500円をカード払いしたときの会計帳簿は
仕入1,000(未払金),送料500(未払金)と分けて書けばよいのでしょうか?

◉届け出ていない場合最終仕入原価法とのことでしたが今年はそれで計算し,来年から別の方法で計算出来るよう今から届けを出すことは出来るのでしょうか?

◉前例の最後に仕入れたものが10個入990円(税込)で昨年からの合わせて残りが20個だった場合,
990円-1980円で-990円となってしまいますが大丈夫でしょうか?

◉一昨年または昨年に購入し未だに使用していないものもあるのですが,まとめて購入したもののうちの1つで支払いは総額をカード一括で払っており,カードの明細に細かい品目まで載っておらずそれ自体の購入額がわかりません。
この場合どのように計算すればよいでしょうか?
(そもそも今年仕入れたものではないし,2年も使っていないのでいっそ手持ち品にして棚卸にも入れず処分してしまう方がよいのかとも思っています)

◉一昨年または昨年に購入し,今年も使用しているものの使い切れておらず今年の購入はない品物の棚卸しはどのように計算すればよいでしょうか?

わからないことだらけで質問が終わらず申し訳ありません。

◉注文の品目は分かれていますがいくつかまとめて購入しています。
会計帳簿には消耗品△△円,備考欄に〇〇用資材購入というようなまとめた書き方しかしていなかったのですが(カードで一括払いだったため),これを消耗品→仕入に変更し
新たに仕入帳簿を作ってそこへ記入する際に△△円の内訳を細かく記せばよいのでしょうか?

仕入れ帳簿は、細かく記載するのがベストですが、納品書請求書があれば、合計でよいです。

会計帳簿のほうに△△円の内訳を記すのでしょうか?

上記記載。


◉送料がかかっている場合で仕入れたものが1,000円,送料が500円合わせて1,500円をカード払いしたときの会計帳簿は
仕入1,000(未払金),送料500(未払金)と分けて書けばよいのでしょうか?

会計の原則は、仕入れにかかったものは、仕入れに+します。


◉届け出ていない場合最終仕入原価法とのことでしたが今年はそれで計算し,来年から別の方法で計算出来るよう今から届けを出すことは出来るのでしょうか?

できます。今年の終わりまでに税務署に届出します。


◉前例の最後に仕入れたものが10個入990円(税込)で昨年からの合わせて残りが20個だった場合,
990円-1980円で-990円となってしまいますが大丈夫でしょうか?

20個×今年仕入れた金額です。


◉一昨年または昨年に購入し未だに使用していないものもあるのですが,まとめて購入したもののうちの1つで支払いは総額をカード一括で払っており,カードの明細に細かい品目まで載っておらずそれ自体の購入額がわかりません。
この場合どのように計算すればよいでしょうか?

わからないのは竹中にもわかりません。推定で考えるしかありません。

(そもそも今年仕入れたものではないし,2年も使っていないのでいっそ手持ち品にして棚卸にも入れず処分してしまう方がよいのかとも思っています)

家事使用は、売上を計上ください。個人の自分への処分は売上となります。


◉一昨年または昨年に購入し,今年も使用しているものの使い切れておらず今年の購入はない品物の棚卸しはどのように計算すればよいでしょうか?

最後に購入した金額です。

お返事遅くなり申し訳ありません。

◉会計の原則は、仕入れにかかったものは、仕入れに+とのことですが,
1000円のものを1つ,1500円のものを1つ購入し,送料が500円だった場合3000円を仕入とすることまではわかったのですが,
1000円と1500円のものそれぞれの仕入れ単価を出す場合に送料の500円はどちらに入れたらよいのでしょうか?どちらか一方?均等に?値段の比(1:1.5だから200円と300円)?


◉一昨年または昨年に購入し,今年も使用しているものの使い切れておらず今年の購入はない品物の棚卸しはどのように計算すればよいでしょうか?

最後に購入した金額

とのことはもし来年以降も使わずに残っていたら数年前が最後でもそのときに購入した金額で単価を出して計算したらよいのですね。


届け,今年の終わりまででよいとのことなので急いで調べてみます。

1000円と1500円のものそれぞれの仕入れ単価を出す場合に送料の500円はどちらに入れたらよいのでしょうか?どちらか一方?均等に?値段の比(1:1.5だから200円と300円)?

この計算で行います。
◉一昨年または昨年に購入し,今年も使用しているものの使い切れておらず今年の購入はない品物の棚卸しはどのように計算すればよいでしょうか?

100%正しくは無理でしょうから・・・あるところで、妥協した数字にしてください。

最後に購入した金額

とのことはもし来年以降も使わずに残っていたら数年前が最後でもそのときに購入した金額で単価を出して計算したらよいのですね。

その通りです。

届け,今年の終わりまででよいとのことなので急いで調べてみます。

竹中が記載した通りに出してください。

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1000円と1500円のものそれぞれの仕入れ単価を出す場合に送料の500円はどちらに入れたらよいのでしょうか?どちらか一方?均等に?値段の比(1:1.5だから200円と300円)?

この計算で行います。

→この計算というのは購入した品の代金の比でそれぞれに送料を割り振る計算で大丈夫ということでしょうか?

もし上記例のようにきれいな比にならない場合はおおよそで大丈夫でしょうか?

1000円と1500円のものそれぞれの仕入れ単価を出す場合に送料の500円はどちらに入れたらよいのでしょうか?どちらか一方?均等に?値段の比(1:1.5だから200円と300円)?

この計算で行います。

→この計算というのは購入した品の代金の比でそれぞれに送料を割り振る計算で大丈夫ということでしょうか?

そうなります。

もし上記例のようにきれいな比にならない場合はおおよそで大丈夫でしょうか?

はい大丈夫です。総額であっていれば、良いです。

ありがとうございます。

先に仕入れたもののほうが単価が大幅に安い場合があるので(仕入先の違いのため),それぞれの仕入れた単価を用いたいときは届けは先入先出法というものでよいのでしょうか?

先に仕入れたもののほうが単価が大幅に安い場合があるので(仕入先の違いのため),それぞれの仕入れた単価を用いたいときは届けは先入先出法というものでよいのでしょうか?

良いです。

お返事が遅くなり申し訳ありません。
たくさんのご質問にお答えくださりありがとうございました!
少しずつやってみようと思います。

本投稿は、2020年11月20日 13時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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