[税務調査]実質所得者課税の原則について - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 税務調査
  3. 実質所得者課税の原則について

実質所得者課税の原則について

実質所得者課税の原則は税務調査官が判断し、不服であれば裁判で決定するものなのでしょうか。
事例を見ていて疑問に思いました。
ご回答よろしくお願い致します。

税理士の回答

「実質所得者課税の原則」とは、「実質~」という言葉からもわかる通り、取引等の形式的な名義人によらず、取引等で発生する所得が実質的に帰属する人に課税するというものです。
つまり、名義人かどうかは関係なく、あくまでその経済的な実態で考えるということです。
実質的に誰に帰属するかどうかは、取引した本人が一番よく知っているはずです。

実質的に本人に帰属すると判断されるにもかかわらず、本人がそれを否定する場合には、税務署は実質課税の原則に基づいて課税することになります。その判断に不服であれば訴訟に至るケースがほとんどです。
税務調査官が判断し、不服であれば裁判で決定するものではありません。

本投稿は、2023年03月26日 09時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

  • 実質所得者課税の原則について

    去年私(姉)が妹の名義を使って2000万円のお金を稼ぎました。 実質所得者課税の原則に乗っ取ると、本来私が2000万円の税金を払うべきなのですが、そのまま妹の...
    税理士回答数:  3
    2019年11月15日 投稿
  • 実質所得者課税の原則について

    お世話になります。 素人質問で申し訳ないのですが、 実質所得者課税の原則というものがありますが、実際税務署がわかるものなのでしょうか? 例えば妻名義で...
    税理士回答数:  1
    2021年08月22日 投稿
  • 実質所得者課税の原則について

    実質所得者課税の原則について質問です。 妻が個人事業主として業務を行い、妻の口座に売上が入金されております。 確定申告も妻の名前で行っております。 ただ、...
    税理士回答数:  1
    2023年02月28日 投稿
  • 実質所得者課税の原則について

    相続人Aが相続した不動産からの不動産収入を、 相続人Bの収入として確定申告する時、 実質所得者の証明となるような契約書、覚書等を AB間で交わしておく必要...
    税理士回答数:  3
    2016年05月17日 投稿
  • 実質所得者課税の原則について

    友人名義のアフィリエイトアカウントで利益が出てしまい(今回は2000万利益があったとする)、その利益は友人の銀行口座に振り込まれたとします。 そのアフィリエイ...
    税理士回答数:  2
    2019年07月09日 投稿

税務調査に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

税務調査に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
159,032
直近30日 相談数
832
直近30日 税理士回答数
1,638