交際費等の認定時期と会計処理について
交際費等に係る会計処理、税務調査で指摘されたときの修正処理について、質問させていただきます。
例として、3月期の法人(資本金1億円超)で、x1年3月期に取引先に対する野球シーズンシート代を購入し、購入先にシート代を支払いました。この時には販促費として一時の損金としていました。野球の開催はx2年3月期中です。
ただ、税務調査で上記販促費は交際費に該当すると指摘されてしまいました。
ここで、教えていただきたいのが、交際費等の認定時期と会計処理です。
交際費等の認定時期は慰安供応等があった日に属する事業年度です。
今回の場合、シーズンシート代はx1年3月期に支払いが完了しましたが、慰安供応等のあった時期(シーズンが開催された日)がx2年3月期中です。この時の会計処理としては、どうなるのか整理ができないので、アドバイスいただければと思います。
私の考えとしては、x1年3月期に支払った販促費については費用の否認を行い、x2年3月期で交際費等の認定がされるので、交際費認容と交際費等の損金不算入を同額たてて、プラスマイナスゼロにするのかなと思いました。
考え方が間違っていたらアドバイス等いただけると有りがたいです。よろしくお願いいたします。
税理士の回答

今回の場合、シーズンシート代はx1年3月期に支払いが完了しましたが、慰安供応等のあった時期(シーズンが開催された日)がx2年3月期中です。この時の会計処理としては、どうなるのか整理ができないので、アドバイスいただければと思います。
支払ったとき
前払金***現金預金***
翌期
交際費***前払金***
が本来の仕訳。
別表4で加算
別表5で前払金を計上。
私の考えとしては、x1年3月期に支払った販促費については費用の否認を行い、
それを主張ください。
x2年3月期で交際費等の認定がされるので、交際費認容と交際費等の損金不算入を同額たてて、プラスマイナスゼロにするのかなと思いました。
別表4で
前払金費用の認容
別表5で、前払金を減算=残0
別表15で
交際費に+でしょう。
ご回答ありがとうございます。
非常に参考になりました。
本投稿は、2023年04月21日 22時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。