親の扶養に入っている学生の103万越えについて
見てくださりありがとうございます。
現在大学4年で親の扶養に入っている学生です。
8月現在で給与が103万を超えてしまったため、今後の対応に困っています。
自分的には、2つの方法があると考えていて、1つは①103万の壁の次の壁である130万を超えずに働くこと。
2つ目は、②この際何も考えずにたくさん稼ぐというものです。
①の場合、発生するデメリットは増えてしまう親の住民税だけでしょうか?他に有れば教えていただきたいのと、具体的にいくらくらい差し引かれるか知りたいです。また、勤労学生控除が適用される可能性はあるでしょうか。
②の場合、ざっと仮計算してみると、自分が留学をすることもあり、たくさん稼ごうとしても156万ほどしか稼げないことがわかりました。この場合、損してしまうでしょうか。具体的にどのくらいの額が差し引かれるか知りたいです。また、自分は現在年金も学生免除になっていますが、これは収入の大きさにより免除がなくなるということもあるでしょうか。
参考までに、昨年度の収入は100万ほど。
父の年収は800万ほどです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

①相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が以下の様に増えます。
1.所得税 特定扶養控除額63万円x20%=126,000円
2.住民税 特定扶養控除額45万円x10%=45,000円
なお、相談者様は、年収が130万円以下であれば勤労学生控除を受けられ所得税は非課税になります。しかし、年収が103万円を超えてしまえば、親の税負担は変わりません。
②年収が156万円の場合の税金は、以下の様になります。
収入金額156万円-給与所得控除額55万円=給与所得金額101万円
1.所得税
101万円-基礎控除額48万円=課税所得金額53万円
53万円x5%=26,500円
2.住民税
101万円-基礎控除額43万円=課税所得金額58万円
58万円x10%=58,000円
なお、年金や保険については、日本年金機構へ確認をされるのが良いと思います。
ご回答ありがとうございます!!
すごく分かりやすくて、納得しました!
参考にさせて頂きます、、
本投稿は、2022年08月28日 10時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。