アルバイト給与を法人の売上に計上できない理由
個人事業主(システム開発)とマイクロ法人(家庭教師、塾講師)の二本立てで事業を行っているものです。
塾講師としての契約がアルバイトの場合、アルバイトの給与を法人の売上に合算してはいけない根拠、理由はどういったものでしょうか。
(経緯)
家族から、講師のアルバイト代を法人の売上に合算するよう勧められております。給与を売上に合算するのは不適切であることは、確認ずみです。
家族に根拠と理由を示したいですので、お手数ですがご教示お願いいたします。
税理士の回答

奈須大貴
アルバイトの給与は個人のものであり、法人としての収益ではないからです。法人として受託すれば、法人の収益となります。
給与を売上に合算しては行けない理由は、あくまで私個人が契約者であるためとのこと、承知しました。
この質問の契約を、法人との契約に変更できないこと、先日問い合わせて確認済みです。
ただ、法人の事業であるはずの教育業で得た収入を個人事業主として確定申告すると、今度は、個人事業主と法人の事業分離ができていないということで、税務署から指摘が入り、追徴課税などのペナルティを課せられる恐れがあるかと思われます。
①事業分離ができていないと、所得を意図的に操作しているとみなされると、別サイトの記事にありましたがこの認識は正しいでしょうか。
②塾講師のバイト料は、個人事業主、法人どちらで確定申告すへきでしょうか。
さらに、
個人事業主で確定申告の場合は、所得の意図的な操作でないことを示せば税務署としてはOKでしょうか?
法人として確定申告の場合は、給与所得であるが法人として計上する理由を示せばよろしいでしょうか?
以上、お手数ですがよろしくお願いいたします。

奈須大貴
ただ、法人の事業であるはずの教育業で得た収入を個人事業主として確定申告すると、今度は、個人事業主と法人の事業分離ができていないということで、税務署から指摘が入り、追徴課税などのペナルティを課せられる恐れがあるかと思われます。
→おっしゃる通りですが、個人事業主として(事業所得)ではなく、給与所得として申告するのではないでしょうか。
①事業分離ができていないと、所得を意図的に操作しているとみなされると、別サイトの記事にありましたがこの認識は正しいでしょうか。
→その通りです。
②塾講師のバイト料は、個人事業主、法人どちらで確定申告すへきでしょうか。
→給与所得として申告が必要です。
本投稿は、2024年11月17日 10時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。