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経費率の計算について専従者給与を含めて計算するかどうか

青色申告でフリーランスをしています。
経費率の計算について専従者給与を含めて計算するかどうかについて教えて下さい。
経費/売上×100で経費率は計算すると思いますが、専従者給与も経費として上記計算式に入れるのでしょうか?
確定申告の損益計算書の「専従者給与」の記入欄が経費欄とは別なところにあるので教えて頂けると幸いです。

税理士の回答

経費率の算定について何か対外的に提出される予定があるのでしょうか?
その場合には記載要項の様なものがあるとそこに記載されている場合があります。

ちなみに一般的には給与も経費の一部ですので含めるのではと思います。

ご回答ありがとうございます。
対外的に提出する予定はありません。
フリーランスのシステムエンジニアをしていて、一般的にフリーランスシステムエンジニアは経費率を3割〜4割以内にしないと税務調査の対象になる確率があがると聞いたためです。
ここでいう経費率は「専従者給与」も含めた経費の率なのでしょうか?
確定申告で提出する「所得税青色申告決算書」では「専従者給与」は「経費」欄ではなく「各種引当金・準備金等」欄に書くのでここでいう経費率に含めるのか疑問に思って質問させていただきました。
お手数おかけしますがご回答頂けると助かります。

青色専従者給与は所得税法上の考え方で本来経費にすることが出来ないものです。
世帯内で恣意的な所得を分散することにより超過累進課税(所得の多寡に応じて税率が変わる)から逃れることが出来てしまうからです。
ただし、一定の事項を記載した届出をすれば経費にすることができることになっています。
このような特殊な経費の扱いなので別枠にして明示していると思われます。

それで経費率の範囲ということですが、伝聞のお話のようですので申し訳ありませんが判断がつきません。
ただ、一般的には専従者給与も給与ですので経費に含まれるはずです。
ちなみに売上原価も含めて費用をすべて経費という場合もあります。

税務調査については同業他社と比較して大きく乖離がある場合や他年度と比べ収支の変動が大きい場合には税務署から関心を引く可能性があると言われています。

適正な売上や経費の計上等、収支の記録を正確にしておいて内容が説明出来れば経費率は気にされなくても良いと考えます。

求めておられる回答と異なるかもしれませんが以上となります。
よろしくお願いいたします。

詳しいご回答ありがとうございます。
確定申告の経費率に関して伝聞の話という事で判断つかない件承知しました。

あと1点確認させて頂きたいです。
一般的に経費率を計算する時の使用する金額について教えて下さい。
確定申告で提出する「所得税青色申告決算書」で言うと

番号32(経費計)/番号1(売上(収入)金額(雑収入含む))×100で計算されるものなのでしょうか。

何度も申し訳ありませんが、ご回答頂けると幸いです。

あくまでも一般的な経費率の算定についてになりますが、
(本業の経費/本業の収益)×100、
若しくは(本業の費用(売上原価+本業の経費)/本業の収益)×100になると思います。
本業ベースで算定し副次的なものは除きます。

青色申告決算書ベースですと売上に雑収入が含まれている場合を勘案して、
((経費計+専従者給与)/(売上ー雑収入))×100、
若しくは((売上原価+経費計+専従者給与)/(売上ー雑収入))×100になろうかと思います。

よろしくお願いいたします。

理解しました。
何度も丁寧なご回答ありがとうございます。
助かりました。

本投稿は、2024年11月18日 17時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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