会社用クレカで使用した高速代について
青色申告者です。
会社用のクレジットカードで、高速道路のETCを個人の用事で使用した日があります。
その際経費として計上するには、カード会社からの明細から事業で使用した分を差し引いて、個人で使用した分は事業主勘定で記入するのですか?
カードの引き落とし日には、経費として計上した分の金額を記入したら良いですよね?
宜しくお願い致します。
税理士の回答

青色申告者の方が会社用のクレジットカードで個人的な用事に高速道路のETCを使用した場合の経費計上と仕訳について説明いたします。
経費計上と仕訳の方法
決済日の処理
カード会社からの明細を確認し、事業用と個人用の利用を区別します。
個人用の利用分は事業主勘定で処理します。具体的には以下のように仕訳します:
借方 事業主貸 / 貸方 未払金
事業用の利用分のみを経費として計上します。例えば:
借方 旅費交通費 / 貸方 未払金
引き落とし日の処理
カードの引き落とし日には、経費として計上した分と個人利用分を合わせた全額を記入します。仕訳は以下のようになります:
借方 未払金 / 貸方 普通預金
注意点
経費の区分: 事業用と個人用の利用を明確に区別することが重要です13。
発生主義: 青色申告では発生主義に基づいて記帳するため、カード決済日に経費を計上します。
証憑の保管: カード会社の利用明細や領収書は、税務調査に備えて保管しておく必要があります。
二重計上の防止: 現金での支払いと混同しないよう、クレジットカード支払いの記録は別途管理しましょう3。
以上の方法で、会社用クレジットカードでの個人利用分を適切に処理し、正確な経費計上を行うことができます。
丁寧なご回答、ありがとうございました。

ご参考になりましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
本投稿は、2024年12月25日 15時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。