支払いを、お金+サービスにした場合の領収書について
仕事を始めたばかりの個人事業主です。
青色申告をするために複式簿記をつけています。
3点お聞きしたいことが有ります。
先日、マッサージの仕事をしている友人の仕事をしました。
支払いは2万円+マッサージで契約しました。
仕事をする上でどんなサービスかを体験した方がいいと思いましたし、
知り合いなので、満額もらうよりはそっちの方が友人にとってもいいかなと思いました。
後日、
2万円プラス施術代2万円
計4万円の領収書が欲しいと言われました。
(実際、先方が通常2万円で行っているマッサージを受けました)
--疑問--
1.実際は4万円はもらっていません。私の口座には2万円しか入ってきません。これは、経理的にはどうなのでしょうか。
2.そもそも、そういう請求ってアリなのでしょうか?
3.先方はなぜ請求書ではなく領収書を要求してきたのでしょうか?
以上3点、教えていただきたいです。
3は推測になってしまうのかもしれませんが、それは承知の上です。
当時は本当に無知で、軽い気持ちで言ったことを後悔しています。
こんな面倒なことになるとは思っていませんでした。
次回からは気をつけようと思っています。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
ご友人から受けたお仕事は、ご相談者様にとっては4万円の価値のある仕事だったという理解で宜しいでしょうか。
仮にそうだった場合、ご相談の取引を分解して考えると次のようになるものと思われます。
① ご相談者様がご友人から4万円の仕事をうけた。(4万円の受領)
② ご相談者様はご友人から2万円のマッサージ施術をうけた。(2万円の支払い)
③ 上記の代金を相殺して差額の2万円を授受した。
こう考えますと、ご相談者様が4万円の領収書を発行すると同時に、ご友人からは2万円の領収書を頂く必要があります。
ご相談者様の経理処理としては、
(借方)現金預金 4万円 (貸方)売 上 4万円
(借方)事業主貸 2万円 (貸方)現金預金 2万円
もし、マッサージを受けた行為が業務に直接関連する、または今後の業務の売上に繋がるものであれば、次のような処理も可能かもしれません。
(借方)現金預金 4万円 (貸方)売 上 4万円
(借方)交際費 2万円 (貸方)現金預金 2万円
以上、ご参考になれば幸いです。
服部さま
ご返答ありがとうございます!
大変わかりやすかったです。
ありがとうございました!
本投稿は、2016年04月13日 13時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。