資産除去債務算定に際しての割引率について
資産除去債務算定についての割引率についてです。
弊社では今期、ある設備において将来CFを見積り、割引価値を算定し資産除去債務を計上しようと考えています。
しかし、国債の流通利回りがマイナスのため、そのままマイナスの割引率を使うのかゼロとして算定していいのか迷っています。
退職給付債務ではゼロを下限にしてもよいという旨があるのですが、資産除去債務の会計基準においてはそういう記載がないので、マイナスを使用しなければならないのでしょうか?よろしくお願いいたします。
税理士の回答
ご記載のように資産除去債務に関する会計基準では割引率の下限の明示がない以上、マイナス金利で割引現在価値を算出せざるを得ないと思います。
ただ、監査法人によっては個別判断でゼロを認めるケースもあると聞いたことがありますので、貴社が会計監査人の監査を義務付けられている会社であれば、監査法人に直接ご確認されるのが確実だと思います。
早急のご返答ありがとうございます。監査法人にも確認して進めていきたいと思います。
本投稿は、2019年09月20日 15時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。