完工原価の翌期過払い相殺について(建設業)
前期に既に完成工事として処理済みの材料費について
今月過剰請求だったとのことで、相殺された請求書がきました。
下記内容の仕分について相談です。
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【前期/4月請求分】
工番1:¥500,000→当月支払、完工処理済
【今期/5月請求分】
工番1:▲¥100,000
工番2:¥50,000
合計▲¥50,000
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既に決算処理した為に前期の内容は修正できません。
①工番1の材料費相殺をどう入力すればいいのか
今期の工事原価を相殺すればいいのでしょうか?
②工番2の材料費計上処理したいが、どう処理すればいいのか
③合計の「▲¥50,000」は来月以降も引継ぎ相殺されていくと思われるので、どう仕訳ていけばいいのか
4月に簿記を始めたばかりで、ご教示いただけると大変助かります。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

工番1の100,000円は前期修正なので、
借方:買掛金(工事未払金)100,000円 貸方:雑収入100,000円
という仕訳になります。
工番2は
借方:材料費50,000円 貸方:買掛金(工事未払金)50,000円
という仕訳になります。
回答ありがとうございます
ただ疑問が残ります
「前期修正」というのは4月の仕訳に追加するのでしょうか?
決算締めして次期繰越して当期が既に始まっているので、前のデータを修正する事はできません。
工番2は貸方工事未払金にしたあと工事未払金をどのように処理するんですか?
今月の支払はないので、工事未払金が残ってしまいます
前払金100,000/完成工事材料費100,000
(前期で差引けなかった材料費を今期で相殺する為)
材料費50,000/前払金50,000
だと前払金を50,000円来月に繰り越して、また材料費の値引きに当てる事が出来るんじゃないかと考えてますが、間違っていますか?

工番1の前期修正仕訳
借方:工事未払金100,000円 貸方:雑収入100,000円
は5月(当期)での仕訳です。
この仕訳で工番1の工事未払金▲100,000円がリセットされます。
工番2は当期の工事の材料費だと思いますので、
通常通り
借方:材料費50,000円 貸方:工事未払金50,000円
という仕訳になります。
上記2つの仕訳を入れていただければ、5月末の工事未払金残高が合うと思います。
何度もありがとうございます
借方の工事未払金100,000円で工番2とそれ以降の貸方:工事未払金を反対勘定すればいいんですね
本投稿は、2020年06月10日 19時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。