[計上]前年度の資格等の経費 - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 経理・決算
  3. 計上
  4. 前年度の資格等の経費

計上

 投稿

前年度の資格等の経費

2021年1月より副業で個人事業を開始いたしました。
2022年2~3月に確定申告を出そうと考えています。

2020年11月に個人事業をする上で必須となる資格の講習、登録を受けましたが
この費用は経費として認められるのでしょうか?

また2020年3月にも業務をやる上で必須となる資格の「登録」費用が発生したのですが、
こちらも経費として認められるのでしょうか?

ご回答よろしくお願いいたします。

税理士の回答

資格は個人に帰属するため、その取得費を必要経費に算入するのはかなり制限されています。
直接業務に必要であれば必要経費としても良いのではと個人的には思いますが、過去の国税不服審判所採決事例では、柔道整復師や宅地建物取引士の資格取得費は認められていません。
裁決理由は以下の通りです。
「人の資格は、国の法律に基づいて特定の職業に従事することができる資格であり、また、法律によって一定の社会的地位が保証されることからすると、人の資格の取得に要した費用は、業務に間接的に有効、有用であっても、その主たる目的が新しい地位や職業を獲得するための教育費として、家事費に該当するものであり、必要経費に算入することはできない。」
従いまして、こちらのコーナーで確定的な回答は困難であり、資格取得費の必要経費算入の根拠となる所得税法基本通達(37-24)は、国税庁長官が税務署に法令等の解釈を示しているものですので、結論としては税務署の判断を仰がなければわからない、ということです。

本投稿は、2021年01月14日 18時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

計上に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

計上に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,881
直近30日 相談数
817
直近30日 税理士回答数
1,637