同明細内でのクレジットカード支払いのキャンセルの入力方法
お世話になります。
初めて事業用のカードでキャンセルを行なったので、入力方法に悩んでおります。
クレジットカードで航空券を手配していましたが、昨今の事情でキャンセルとなりました。
手数料も無く、幸いか、クレジットカードのひと月の明細内で処理が完了されていたので、口座からの引き落としや返金などは無く、現金の出入りには影響がありませんでした。
事業用のカード利用した以上、このような記録を仕分け入力する必要があるのでしょうか?
念のために時系列を記しておきます。
4月12日 航空券購入 28620円
5月9日 航空券キャンセル -28520円
5月10日 カード締め日
6月4日 カード利用料 引き落とし日
同明細内にこの表記があり、締め日を跨がなかったため、現金の出入りはありませんが、事業用カードの明細にはこのような記録が残っています。
税理士の回答

ご質問者様、こんにちは。税理士の橋本健輔(ハシモトケンスケ)と申します。
ご質問の件ご回答致します。仕訳で示すと以下のようになります。
4月12日 航空券購入 28620円
(旅費交通費) 28,620 / (未払金) 28,620
→ここで一旦交通費を計上します。
5月9日 航空券キャンセル -28520円
(未払金)28,520 / (旅費交通費) 28,520
→ここでキャンセルとして旅費交通費を戻します。
こういったもののコツとしては、単純に明細に書いてあることに従いましょう。相殺するの?とかいろいろ考えてしまいがちな論点ですが、そういう時は原点に返って、「起こった取引をそのまま仕訳に起こす」ということを意識していただけるといいかと思います。
ご参考になれば幸いでございます。
早速のご回答ありがとうございます。
>「起こった取引をそのまま仕訳に起こす」
これですね、ここをはずさないようにして、かつ、その場合の仕分け入力方法を身につけていけば良いですね。
非常にわかりやすい解説でした。大変助かりました。

いえいえ、ご参考になりましたようで何よりです。
本投稿は、2021年08月19日 15時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。