法人なりする際の商品の処理について
法人なりをするのですが、商品が2つ売れ残っています。
法人と個人は別物なので、個人でお金を払って仕入れた商品を法人で現金を支払い買い取るしかないのでしょうか?
買い取らないと商品を移動出来ない場合は、損なので、定価よりも安い値段でどこかに売り捌いてしまって個人として売り上げに計上してしまった方が良いのでしょうか?
個人時代の商品をうまく処理する方法を教えて頂けましたら幸いです。
税理士の回答
棚卸資産は、仕入値か通常の販売価格の70%相当額のいずれか高い金額で法人に譲渡します。
通常、法人成りは棚卸資産だけでなく個人事業の資産と負債を法人に移転し、資産と負債の差額を役員貸付金又は役員借入金として精算します。
移転するものが棚卸資産だけであれば、法人が現金で買い取るか役員借入金として精算していくかになります。
本投稿は、2021年08月24日 00時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。