計算方法について
給与所得で200万
経費で35万
仮想通貨利益で160万
ふるさと納税で7万
源泉徴収で11万
この時の税金額の計算方法が知りたいです。ご教示頂けましたら幸いです。
税理士の回答

長谷川文男
経費で35万
→ コレは何に対するものですか?
給与所得に対するものであれば、必要経費という概念ではなく、特定支出が給与所得控除の1/2を超えれば、超える金額を控除した金額を杞給与所得の金額とされます。
ただ、給与収入200万円の場合、68万円が給与所得控除と認められています。1/2は34万円ですので、35万円が特定支出だった場合は1万円を減らした金額が給与所得の金額になります。
経費で35万円が、仮想通貨にかかるものであれば、必要経費を引いた残りが所得の金額です。「仮想通貨利益で160万」が必要経費を引かない単なる売買益だとすれば、ここから引いたものが、雑所得の金額になります。
それぞれ、給与所得の金額、雑所得の金額を合計して「総所得金額」というものを出します。
次に、所得控除を計算します。
ふるさと納税は、所得税の寄付金控除にも該当します。
「総所得金額」から所得控除を引きます。
引いたものを「課税総所得金額」といいます。
「課税総所得金額」に税率を適用し、算出税額を求めます。
35万円が仮想通貨の経費であれば、課税総所得金額は200万円を下回っていると思います。195万円以下は5%です。
算出税額に復興所得税2.1%を加算します。
これと、源泉所得税と比較し源泉所得税が大きければ、還付です。
本投稿は、2021年12月18日 14時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。