循環取引について教えて下さい
私の行ってる会社、製造業で実際行われてますが、グループ会社が数社あり連結はしておりません。グループ単体決算で本社除くと売上があまりなく本社の売上の幾らかをグループ会社に振り分け、グループ会社にも売上があったように計上してます。
グループ会社も実際、材料仕入て、その内の何割かを2ヶ月後に本社に売上計上、それが本社から売上の振り分けされた分としての計上としてます。
グループの売上実態はなく、こういうのを循環取引?なんてのを聞いたことがありましたが、見方によっては粉飾している感じもしますしグループ会社で実際発生してない売上を計上しているのは、認められるものでしょうか?
税理士の回答
こんばんは。
循環取引をする目的は色々ありますが、ご質問のお話しですと売上高のかさ増しでしょうか。
金融機関に対して提出する損益計算書に売上高を大きく見せたい等の理由かと思います。
おっしゃる通り、循環取引は経済的実質が伴っていませんから、認められるものではありません。
なお、子会社⇒親会社⇒外部の会社のようなスキームであれば問題はありません。子会社⇒親会社⇒子会社と戻っていくようですと循環取引となります。
ご回答ありがとうございます。
循環取引は具体的にこう、みたいなはっきりしたものがまだ勉強不足なもので、これを機会にもう少し勉強したいと思います。
本投稿は、2017年06月05日 20時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。