個人事業主の銀行口座を事業用と個人用に分けた時の記帳方法について
2020年4月開業時に、個人用・事業用銀行口座を分けていなかったためすべての入出金を記帳していましたが、2021年1月から口座を分けました(但し、引き落としは2021年2月まであり)が記帳方法がわからないためお聞きしたくよろしくお願いします。
【口座について】
(A)事業用口座 …2020年4月にあたり用意した口座。
→収入:すべてこの口座へ入金される
支出:《2021年1月に口座変更、2021年3月以降は》経費もこの口座から引き落としされるように変更。
(B)個人用口座 …開業以前より、使用していた口座。
→支出:《2020年4月~2021年2月まで》事業経費が引き落としされていた。
【2020年の確定申告について】
2020年の確定申告は、(A)事業用口座・(B)個人用口座のすべてのお金の出入りを記載しました。
※(B)個人用口座は、事業経費以外も入出金があったため、その都度「事業主貸」「事業主借」で記載しました。
※最終的な預金残高は、事業の資産として計上しています。
【2021年の確定申告について】≪質問≫
① 2021年の確定申告は、(A)事業用口座の記載のみで進めたいと思っていますが、問題ないでしょうか?
② ①で進めてよい場合、2021年1月・2月の引落まで(B)個人用口座より引落されています。この引落分の仕訳は以下のようでいいのでしょうか?
(未払金)●●円/(事業主借)●●円
③ ①で進めてよい場合、2020年期末で(B)個人用口座にあった預金残高をマイナスする必要があります。仕訳は以下のようでいいのでしょうか?
(事業主貸)●●円/(普通預金)●●円
以上、ご教授いただければ幸いです。
(参考)
【支出について】
消耗品費や新聞図書費などが中心です。(商品の仕入はありません)
基本的には現金の取り扱いはなく、すべてクレジットカードで対応しています。
仕訳は、以下のように計上しています。
商品を注文した日 (消耗品費)●●円/(未払金) ●●円
口座から引落された日(未払金) ●●円/(普通預金)●●円
税理士の回答

①問題ありません。
②仕訳はおっしゃる通りです。
③仕訳はそのとおりです。
「本年中における特殊事情」欄に、昨年末で個人用口座を事業に使用しなくなったため、帳簿から外した旨を記載しておくと、なおよいでしょう。
青色決算書
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/10.pdf
ありがとうございます。安心しました。
「本年中における特殊事情」欄への記入のアドバイスも、非常にありがたかったです。
本投稿は、2022年02月27日 22時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。