建設業会計について
合同会社の建設業の開業予定です。
エアコンやエコキュートの取付、太陽光パネル設置工事が主な仕事です。
建設業では工事台帳を作る必要があると聞いたのでが、エアコン工事などは1日に5〜6台(すべて別現場)取付ることもありますが1台ずつ作らないといけないのでしょうか?
あと、会計の仕訳処理なんですが、建設業特有の勘定科目(未成工事支出金等)を使わないといけないのでしょうか?長期にわたる仕事はほとんどないのですが∴
税理士の回答
商的工業簿記と言う、商業簿記の手法で製造業の取引を記帳する方法があります。
又、未成工事支出金は、期末の仕掛の事で仕掛品です。
工事台帳は、経営事項審査を受ける場合には、必ず、指摘されますが、それ以外であれば、簡便的に作られたら良いと考えます。
回答ありがとうございます。
商的工業簿記とはどういったものでしょうか?エアコン取付を例にどうような仕訳をすればよいか教えていただけると有り難いです。
工事台帳は簡便的でよいということですが、1日数件分工事を合算して1枚に作成でも大丈夫でしょうか?
商業簿記を簡単には表現すると、下記のような表現です。
売上高
仕入高
販売及び一般管理費
商的工業簿記を簡単には説明すると、下記のような表現になります。
売上高
製造原価
販売及び一般管理費
製造原価に関係にある取引は、製造原価内の勘定科目で経理し、製造原価に直接関係ない取引は、販売及び一般管理費内の勘定科目で経理します。
エアコン取り付けて入金あった場合
(現金)/(売上高) 200,000
エアコンを購入した場合
(材料費・製造原価)/(現金) 100,000
外注費を支払った場合
(外注費・製造原価)/(現金) 150,000
事務所の電気代を支払った場合
(水道光熱費・販売を一般管理費)/(現金) 8,500
経費を製造原価と販売及び一般管理費を意識して経理します。
丁寧な説明ありがとうございました。
本投稿は、2018年07月10日 22時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。