有限会社の清算における資本金の処理について
昨年解散し現在清算中です。ほぼ処理が終わり残されているのは、
現金 3,012,000 未払法人税等 12,000 資本金 3,000,000
①この場合このままで決算報告書を作成するのか
資本金/現金として資本金を0円として作成するのかどちらが正しいでしょうか?
②どちらの場合でも法人税の申告書の別表等でどの様な処理をする必要があるかを教えてください。
よろしくお願いします。
税理士の回答
文面からわかる範囲での回答となります。
①清算手続き上、確定した残余財産を社員総会等で決議する必要がありますし、税務上も残余財産の最後の分配が行われる前日までに確定申告書を提出することになっていますので、資本金を0円とはせず、ご記載の状態で作成すべきと思います。
②清算事業年度において損益が発生せず、法人税等12,000円/未払法人税等12,000円と処理した前提で回答します。
別表5(2)の当期発生税額と期末現在未納税額に12,000円(内容がわかりませんので税目はわかりません)、納税充当金の計算の欄の繰入額・損金経理をした納税充当金12,000円、期末納税充当金12,000円と記載します。
別表5(1)の納税充当金の増と差引翌期首利益積立金に12,000円、未納法人税等の増と差引翌期首利益積立金額に△12,000円と記載します。
別表4は当期利益又は当期欠損の額が△12,000円、損金経理をした納税充当金(加算・留保)に12,000円と記載します。
ご記載の情報から分かる範囲での申告書の記載は上記のようになると考えられます。
解答有難うございます。
質問の情報が少なかった様で申し訳ありません。
当社は夫婦2人で経営していた同族会社です。
①については税務署に提出する清算決算報告書の貸借対照表にて資本金をそのまま残として残しておきます。残余財産はありません。
その場合、法人税確定申告書の
別表5(1)のⅡ 資本金等の額の計算に関する明細書(空欄)
別表2 同族会社等の判定に関する明細書
別表1 法人税の確定申告書の期末現在の資本金の額又は出資金の額
この3表は訂正せずに今まで通りの表を作成して提出すれば良いですか。
よろしくお願いいたします。
すいません訂正します
別表5(1)のⅡ 資本金等の額の計算に関する明細書 当期の増減欄(空欄)
です。
全て、直前期から異動がないようですので、訂正は不要と思います。
(前期の申告書と当期の元帳等を拝見しないと、このコーナーでの文章のやり取りだけでは判断は困難なので、確定的な回答ができませんことをご了承ください)
どうもありがとうございました。
本投稿は、2022年02月02日 09時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。