決算公告を官報に掲載する場合の『うち当期純利益』の記載方法について
決算公告を官報に掲載することになりました。
貸借対照表の要旨を掲載することになりますが、
そこに当期純利益額を載せなければならないとのことです。
そこで、
(単位:円)
貸借対照表 利益剰余金 △1,234,456
その他利益剰余金 -1,234,456
損益計算書 当期純利益 7,891,012
とそれぞれの書類に記載されている場合、
官報公告に掲載する貸借対照表の要旨には
利益剰余金 △1,234,456
その他利益剰余金 -1,234,456
(うち当期純利益)(7,891,012)
として掲載していけばよいのでしょうか。
利益剰余金がマイナスなのに、
当期純利益がプラスなのがいまいち理解できません。
恥ずかしながら基本的なことかもしれませんがお教えいただけますと幸いです。
税理士の回答
ご記載のような表示になりますが、具体的な手続きは官報にお問い合わせください。
利益剰余金がマイナスでも当期純利益がプラスということはあり得ます。
利益剰余金は設立以来の利益の蓄積ですが、当期純利益は当期(○月〇日~✕月✕日)という一期間の利益だからです。
何らかの理由で過去に大きな赤字を出したか経営不振の時期があったが、経営を立て直して当期は黒字転化を果たしたというのが一例です。
前田先生
早速の回答大変にありがとうございます。
わかりやすくお教えいただき大変に感謝しております。
スッキリしました。相談させていただいてよかったです。
本投稿は、2023年02月09日 15時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。