インボイス非対応の場合の委託料請求金額について
個人事業主でインボイス非対応の予定です。
委託料の請求について、今まで税込みで110,000円としていたのを、相手との交渉次第ですが、来月から税抜110,000円とした場合、当方としては経理的に何か不都合はありますでしようか?
税理士の回答

北田悠策
ご回答申し上げます。
インボイスに対応されているかにかかわらず、請求書は税込金額になりますので、10月以降も税込110,000円でのご請求になるかと存じます。また、インボイスにご対応されていなければ、経理的に特に変わることはございません。
インボイス制度の前後での変更点を下記に記載しておりますが、インボイス非対応事業者から仕入を行う業者は、消費税相当分の手払いが増えるので、インボイス非対応事業者との取引を避ける傾向にあります。
【補足】
(インボイス対応事業者)
9月以前:売上収入110,000円=手取110,000円
10月以降:売上収入110,000円-消費税納付10,000円=手取100,000円
(インボイス非対応事業者)
9月以前:売上収入110,000円=手取110,000円
10月以降:売上収入110,000円=手取110,000円
(インボイス非対応事業者からの仕入事業者)
9月以前:仕入支払110,000円-消費税還付10,000円=手払100,000円
10月以前:仕入支払110,000円=手払110,000円
ご丁寧にありがとうございました。
本投稿は、2023年09月27日 16時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。