起業時の決算期設定による経理処理の複雑さについて
何卒よろしくお願いいたします。
まだ具体的時期は決まっていませんが、来年か再来年に法人での起業を考えております。その際の「決算期間」をいつにするか?で悩んでいます。
起業している知り合いがいるので決算期間について聞いたところ色々なアドバイスをいただいて参考になったのですが、ひとつ気になった話題がありました。
それは「自分で決算処理をするのか税理士に依頼をするのかわからないけど、決算処理を簡単に……ということを最優先で考えるなら“1月1日~12月31日”で設定するのがいいと思う。12月で締める期間設定にすると社員の年末調整と同時に出来るから、所得税や社会保険料などの預かり金と残高が一致するから決算がやりやすくなる」と言われました。
税理士の先生方にお聞きしたいのですが、決算期間の設定によって決算処理がやりやすい、やりにくいというのはあるのでしょうか?
もしよろしければご教示ください。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

決算作業は繁雑になりますからなるべく年末調整などの処理とかさならない時期がよろしいかと思います。また決算日から二ヶ月後が納税の期限となりますのでその時期に大きな支払とかぶってしまうと納税資金まで手当てが難しくなることも考えられます。ですので大きな入金が入りそうな時期やご自身があまり忙しくなく決算作業に集中できる時期がよろしいかと思います。税理士に依頼する場合も1月から3月は繁忙期になりますから12月決算や1月決算は避けた方が無難かと思われます。
本投稿は、2023年10月26日 19時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。