助成金の税務処理について
助成金に関する税務処理について質問させていただきます。
現在、200万円の商品を購入し、そのうち150万円を助成金として受け取る予定です。ただし、助成金の受け取りタイミングが決算後となる見込みです。
この場合、決算前に購入した200万円分の商品は経費として計上し、決算後に受け取る150万円の助成金は雑収入として処理する認識で問題ないでしょうか?
何卒ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

助成金の交付が確定しており受給が見込まれる場合には、助成金を未収入金として計上する会計処理が推奨されます。これにより、経費と助成金の収益を同じ事業年度に対応させることができるためです。実際の助成金受取時には、未収入金を取り崩すことで処理します。
見込まれる、見込まれないはどこで判断すべきでしょうか?

交付決定通知の発行: 助成金の受給が確定している場合、通常は助成金を支給する機関から交付決定通知が発行されています。この通知がある場合は、正式に受給が見込まれると判断できます。交付決定通知は、助成金に関する承認が正式に行われたことを証明する重要な文書です。
申請手続きの完了と受理: 助成金申請手続きが完了し、申請が受理された段階であれば、受給が見込まれる可能性が高まります。受理通知や審査結果の通知が届いている場合、その内容に基づいて見込みの判断を行うことができます。
本投稿は、2024年09月21日 14時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。