商品価格を販売場所によって変える場合の棚卸方法と帳簿の付け方
オリジナルグッズなどをWEBサイト・手づくり市・委託店舗にて販売しています。
手作り市などで、ポストカードを当初1枚150円で販売していましたが、通常のものより高価な紙を使っていて、差別化の為にも途中で1枚200円に値上げしました。
お客様とのやりとりは、現金のみです。
領収書は希望者のみ発行しています。
来月から委託店舗で販売を予定しています。
手作り市などは現金のみの為、小銭の用意が大変なので、やりとりしやすい200円で販売していたのですが、委託店舗とWEBショップは220円での販売を考えています。
この場合、棚卸しの計算や帳簿はどのようにしたら良いのでしょうか?
去年開業したばかりで、わからない事だらけですので、お手柔らかに教えて頂きたいです。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

販売価格が変わっても、棚卸方法や帳簿のつけ方が変わるわけではありません。
棚卸表の作成する際の単価の計算は、特殊な場合を除き、原価で行うからです。
売上をこれまでどおり帳簿に記載し、これまでどおり棚卸表を作成していけばよいことになります。
ご回答ありがとうございます。
棚卸しは原価で計算する事理解しました。
帳簿の付け方なのですが、例えば手作り市で売り上げが¥30,000の場合は単純に
売り上げ | 30,000 ←この様な記帳でよろしいですか?
売り上げ金把握の為に売り上げをそのまま銀行に振り込んでおくと良いとネットの記事で読んだのですが、している時としていない時とバラバラです。
全て現金でのやり取りの為、毎回売り上げた金額はメモをとって把握していますがそれでよろしいのでしょうか?

①手作り市の売上は、仕訳は、
(借方)現金 30,000 (貸方)売上 30,000
となります。
②現金商売の場合、売上をそのまま銀行に預入たほうが、ベターです。
毎回の売上た金額のメモなどがなくなってしまった場合にも、預金通帳の預入の記録を追っていけば、売上を把握することができるからです。
少し遅れてでもよいので、銀行口座への預入はしたほうが良いでしょう。
唐澤先生
ご丁寧にありがとうございます。
通帳の記帳怠らずに行いたいと思います。
委託先に販売額の事も聞かず悩んでいたのでとても助かりました。
本投稿は、2025年01月19日 02時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。