[経理・決算]修繕費か消耗品費か - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
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修繕費か消耗品費か

機械装置の部品交換 単品で見ると10万円以下であるが総額は20万円を超える
          作業は従業員がします
          原状回復の部品
以上の状況です。ご指南ください。

税理士の回答

機械装置における部品交換が複数同時に行われ、総額が20万円を超える場合であっても、それぞれの部品が独立した資産性を有さず、かつ原状回復を目的とした修繕であるならば、修繕費として損金処理が可能と考えられます。特に、当該作業が従業員により行われ、機能向上や性能の増加を伴わない範囲であれば、資本的支出に該当しない蓋然性が高いです。ただし、修繕の内容が一体として評価される場合や、大規模な改良を含む場合は、資産計上の検討も必要となります。

回答ありがとうございます。
現在の会社の経理をし始めて約半年、勘定科目の使用に一貫性がなく消耗品費だったり修繕費だったりと、自分の感覚からすると不思議な会社なのです。消耗品費か修繕費かどちらを使用すればいいのか
ご指南お願い致します。

結論から言うと、「どちらかを使うべき」という正解よりも、社内でのルールを一貫して運用することが重要です。
消耗品費は通常、備品や消耗材など使用によって減価する物品(通常10万円未満)を指し、修繕費は既存の設備や機械等の機能を維持・回復するための支出に該当します。
机や椅子を買えば消耗品費、壊れたエアコンを直せば修繕費──といった感覚がベースになりますが、問題は「毎回ブレること」。感覚よりも、帳簿が語る言葉に一貫性を持たせることが会計の基本です。
まずは前年処理を参考に、自社ルールを定めて明文化し、それに則って処理していきましょう。

お忙しいところ、ありがとうございました。
おっしゃる通りだと痛感致しました。
過去の仕訳を見ながら、軌道修正し一貫した処理を行っていきます。
ありがとうございました。

本投稿は、2025年06月13日 12時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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