株式併合に伴う割当株式を受けた場合の会計処理について。
法人にて保有している売買目的外有価証券について、株式併合により1,000株→200株となりました。
この場合、会計処理は「なし」でよいのでしょうか?
税理士の回答
株式併合は、総額での帳簿価額は変わりませんので仕訳は不要です。
管理上は、株式数が減りますので1単位当たりの帳簿価額を付け替える必要があります。
ご回答ありがとうございます。
管理上の帳簿価額を付け替えるとは、先の例でいえば、1株1,000円×1,000株=1,000,000円を
1,000円×200株=200,000円にするということでよろしいでしょうか?
もし、株式すべてを1,000,000円で売却した場合、
現金預金 1,000,000/有価証券1,000,000
と仕訳をきるのでしょうか?
株式併合前の帳簿価額総額が1,000,000円であれば、1単位当たりの帳簿価額が、併合前は1,000,000円÷1,000株=1,000円でしたが、併合後は1,000,000円÷200株=5,000円になるということです。
これはあくまで、売却時の1株当たり帳簿価額を把握する等管理上の問題となります。
帳簿価額そのものは1,000,000円のままですので株式併合による仕訳は不要です。
もし、株式すべてを1,000,000円で売却した場合は、売却による損益は生じませんので、ご記載のような仕訳となります。
ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2018年10月31日 10時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。