青申65万控除となるオークション売上の簡単な帳簿の付け方はありますか?
65万円控除の適用になる可能な限り簡素(なるべく取引日を減らしたい)な書き方をしたいと思っています。
2018/5/1 オークション終了(落札金額5000円、送料250円、システム手数料432円)
5/2 出品者より支払い完了の通知
5/3 250円を郵便局に払い発送
5/7 4818円が口座に入金された
実際には5/3に切手を支払ったりしていますが、取引日を2018/5/7のみにして帳簿をつけても良いものでしょうか?
65万円控除の適用になる可能な限り簡素な書き方をしたいと思っています。
5/7 (売掛金)4,818(売上)5,000
5/7 (支払手数料)432(立替金)250
5/7 (立替金)250(現金)250
5/7 (預金)4,818(売掛金)4,818
税理士の回答

簿記の試験であればダメという答えになるのでしょうが、一連の取引を完了時点の日付で記載しても実務上は特に問題ありません。問題が発生するとしたら、決算日(個人は12/31)をまたぐ場合です。落札が年末、口座へ入金されたのが年明けとなるときは、質問にある最後の行を入れなければOKです。
65万円の青色申告特別控除を受けるには、貸借対照表の作成が必須ですが、これは、預金残高や固定資産の簿価、売掛金や借入金のような資産負債を年末時点で正しく把握しなさい、という意味です。
理論的には手書きでも65万円の控除は可能ですが、取引が増えると現実には手間がかかりすぎるので実際はかなり困難です。もっとも、手書きで対応可能な量だと、「事業とはいえない」と認定され雑所得にされる可能性があります。雑所得には青色申告がないので、65万円はおろか10万円の控除もありません。そうではないということなら、(税理士に依頼してもしなくても)会計ソフトに頼る以外に選択肢はないでしょう。控除額を55万円増やすことによる税額減と、会計ソフトor税理士を使うコストを考慮した判断も必要かと思います。
回答いただきありがとうございます。そのように簡素化できるのですね。
現在、エクセル簿記/ExcelBという無料の会計ソフトをベクターから入手したので現在はそれで頑張っています。
少し手書きでもやってみましたが確かに手間がかかりすぎました。
本投稿は、2019年03月09日 14時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。