売上計上もれ。
売上計上もれについて。
3年前の売上もれが発覚しました。
金額は2.000円です。
発行した領収書は単式で
会社に控えがありません。
決算時には複写の領収書の確認はしましたが
単式の領収書は確認しませんでした。
単式領収書がある事自体知りませんでした。
単式領収書は経理がいない時に従業員が書いて渡したそうです。
お金は募金箱に入れたそうです。
今までの事が心配になり全ての仕切書を確認しましたが
複写領収書と金額はあっています。
この単式領収書だけ仕切書もなく
会社に控えがありません。
この場合どうすればよいのでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

瀬川浩二
ご質問のケースでは3年前の現金売上2,000円と寄付金2,000円が計上漏れになっているかと思います。
仕訳で言いますと、下記になります。
・(現金) 2,000 (売上) 2,000
・(寄付金) 2,000 (現金) 2,000 ※一般寄付金
売上ですが、領収書の有無に関わらず売上げの事実があれば売上処理をしなければなりませんが、今回の場合は隠蔽・仮想行為による過少申告に該当しません(単純な経理ミス)し、金額も少額であるため税務調査で大きな問題になるリスクは少ないと考えます。
本件のように2,000円程度の売上・寄付金の計上漏れについて修正申告書を提出する事は実務的にも少ないと考えます。
ご心配であれば進行期に上記の仕訳を入れておくのも手です。
以上、ご参考下さい。
お忙しい中回答ありがとうございます。
とてもわかりやすい説明を感謝いたさします。
本投稿は、2019年09月11日 18時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。