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未払法人税等の会計処理について

会社を立ち上げて今期で10期目ですが小規模会社なので、日常の会計処理も会社決算も独自で行っております。従来納税は均等割額だけでしたので仕訳処理は「未払法人税等(借方)/法人税・住民税及び事業税(貸方)」としておりました。ところが前期で青色欠損の繰越額がゼロになり、法人税等の納付をする事になりました。この税金を上記の仕訳に組み込むことを忘れて、従来通り均等割額のみ計上してしまいした。法人税等を今期納付した時「仮払法人税等(借方)/普通預金(貸方)」処理しましたが、今期の決算ではこの仮払法人税等はどのように仕訳処理すれば良いのでしょうか。因みに弊社は9月決算です。宜しくお願い致します。

税理士の回答

今期の決算で確定した「法人税住民税及び事業税」で処理します。
具体的には、
法人税住民税及び事業税等 〇〇円/仮払法人税等 △△円
                /未払法人税等  ××円 

ご回答頂き、誠に有難うございます。
小生の質問は、前期の決算で確定した法人税等の処理を先生ご指摘の仕訳をしなかったため、今期に税金を支払った時に「仮払法人税等/普通預金」として一括処理しました。今期の決算を迎えるにあたり、仮払法人税等の科目をどのように会計処理すれば良いかという内容です。この場合も「法人税・住民税及び事業税/仮払法人税等」で処理すれば良いでしょうか。宜しくお願い致します。

今期、「仮払法人税等」の処理をしていらっしゃるので、経理的には金銭等の支出はありましたが取引の内容が明らかでなく、一時的に処理した状態になっています。
この状態を解消するには、上記の仕訳を起こし、「法人税住民税及び事業税等」に振り替えます。
今期中間納付分として支払をされた金額は、今期の「法人税住民税及び事業税」です。
今期の決算で、今期の「法人税住民税及び事業税」が確定し、中間納付分を差し引いて、支払が必要な金額が翌期に支払うこととなる「未払法人税等」になります。

ご多忙の折、迅速な対応有難うございました。大変良く分かりました。

どういたしまして。
参考になりまして良かったです。

本投稿は、2019年10月06日 10時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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