借り換えを行った際の長期前払費用(保証料)の処理について
コロナに係る融資を受ける事となり、借り換えする分と完全に返済する分が
あるのですが、その時に保証料はどういう処理をしていったらよいかご教示
願います。
借換分 : 10,000千円を返済し20,000千円を新たに借入。
長期前払が30万円が残っております。(通常の期間損益は10万円)
返済分 : 7,500千円を完全に返済。
長期前払が15万円が残っております。(通常の期間損益は3万円)
借換や返済をしてしまった際、長期前払として処理していた保証料の経理処理は
借換及び返済時点で残額を全て費用化する事は可能なのでしょうか?
それとも、通常通りの期間損益分だけの経費計上となるのでしょうか?
ご回答宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答
保証の対象である借入が消滅していますので、長期前払費用も一括して処理します。
返戻保証料があるはずですので、長期前払費用>返戻保証料の場合は差額を支払手数料や支払保証料等の勘定科目で処理し、長期前払費用<返戻保証料の場合は差額を雑収入で処理します。
早速のご回答ありがとうございます。
やはり一括の処理ができるのですね?
実は別口の融資が以前にあり、繰上返済を行った際に、そういった処理を行わずに
未だに長期前払費用が残っている分があります。
以前にお願いしていた税理士さんからは(今は顧問契約は切れています。)、
長期前払費用なので決められた分しか処理できないとの事で期間終了まで償却して
いきますとの事でした。ほぼ税理士さんへ丸投げだったので弊社にも問題は有ですね。
ちなみにですが借入金が既に消滅している分の長期前払費用に関して期をまたいでの
処理は可能なのでしょうか?実際に元帳が見づらいというのもあるのですが、正規の
方法として更生の申告をすべきなのかどちらなのでしょう。
更生をすると数年前からの話になるので税金は還付になるとは思うのですが、処理が
煩雑になりそうなので、できれば今期の経費に計上できればと考えております。
申し訳ありませんが宜しくお願い申し上げます。
保証が消滅していますので少額であれば今期に一括処理するのが個人的な見解ですが、以前から償却しており帳簿価額が金額が大きのであればご質問者様の判断でどうするか決めていただくしかないと思います。
ご回答ありがとうございます。
消滅している借入がいくつかありますが平均して一口22万ほどです。
少額なものを損金に入れ高額なものは仕方ないので長期前払費用の期間損益として
計上しようと思います。
毎度毎度、本当にありがとうございます!!
本投稿は、2020年05月19日 09時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。