福利厚生の手続きについて
この度、私事ではございまずが両親の借金の返済も終わり7年間勤めた水商売から転職をと考えております。
現在、12月に始めた事務のアルバイトを並行しています。職場の仲間に恵まれた上、久しぶりの昼間の仕事に大変やりがいを感じています。
ですが福利厚生が整った正社員になりたいと思うようになり就活もしています。
正社員になった場合、水商売は伏せておこうと考えています。
正社員になれば、いろいろと手続き(雇用保険・労災保険・ 厚生年金・健康保険)が必要になるかと思います。その際に注意することは住民税からだけなのでしょうか。
その他の手続きで注意することがあれば是非教えて頂ければと思います。
税理士の回答

手続き(雇用保険・労災保険・ 厚生年金・健康保険)
これらは広義の社会保険ですが、まとめて会社が手続きを行います。
水商売をやめた後で、正社員となる場合は、社会保険や住民税から以前の水商売の経歴がわかることはありません。
正社員として働きながら、副業で水商売を行う場合は、住民税などから会社にバレル可能性はあります。
迅速な対応、ありがとうございます。
正社員になる場合の多くは源泉徴収を求められると思います。
その際、一年をさかのぼり住民税を決定すると聞いています。
前職を派遣といっても大丈夫ということでしょうか。

正確には、所得税を天引きすることを源泉徴収といい、住民税を天引きすることを特別徴収といいます。
所得税は働いたその月の給料の金額によって天引きされる金額が変わりますが、住民税は前年の所得(年収などから一定の金額を引いたもの)に応じて、年間の住民税が確定され、その金額を12で割った金額が翌年の給料から天引きされます。
つまり、原則として住民税の特別徴収は、前年に同じ会社に在籍していた人しか、給料天引きされないのです。
返信、遅くなり申し訳ありません。
住民税のことを自分なりに調べ、
少しではありますが理解してきました。
先生がおっしゃっている"前年に同じ会社に在籍していた人しか、給料天引きされない"とはどういうことでしょうか。

給与を支払う会社は、毎年1月に前年中に支払った給与に関する書類(給与支払報告書)を、従業員が住んでいる市町村に提出します。
市町村は、その給与支払報告書をもとに各従業員一人一人から天引き(特別徴収)すべき税金を計算し、その計算結果を会社に通知します。(通知内容の期間はその年6月~翌年5月分まで)
そして、その通知をもとに会社は従業員の給料から住民税を天引きして市町村に納めます。
これが住民税の特別徴収の主な流れです。
つまり、前年に給与をもらっていない人は、給与支払報告書が作成できないので、住民税の通知が市町村から会社に行くことがない。
通知が来ていない人の分は税金の金額がわからないから、会社はその人から天引きすることができないのです。(原則として)
本投稿は、2021年01月13日 01時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。