専従者からの借り入れについて
家族だけで工場を営んでおります。
この度、機械設備をするために、銀行から借入をしますが、不足分180万円を専従者の長男から借り入れることにしました。毎月3万円を利息1%で5年で返済予定です。
借用書も作成し、毎月末に長男の口座へ振り込む予定です。
その場合の仕訳を教えてください。
返済額=30000円
利息=768円
宜しくお願いします
税理士の回答

同一生計親族に対する経費は、所得税の計算上ではなかったものとされます。
長期借入金30,000/普通預金30,000
事業主768/普通預金768
早速のご回答ありがとうございます。
経理に関して未熟なもので…
同一生計親族に対する経費は所得税の計算上ではなかったものとされるということは、180万円を借り入れた時の仕訳はどうなりますか?

借り入れた時は、
普通預金1,800,000/長期借入金1,800,000
です。
借入、返済は経費では有りません。負債の増減になります。
負債が増えても減っても利益には、影響しません。
支払利息は経費になります。
経費の増減は利益に影響します。
同一生計親族に対する経費を認めてしまうと利益調整が、自由に行えることになるので、所得税の計算上、同一生計親族に対する経費はなかったものとして処理することになっています。(支払うことは問題ないけど、経費としては無かったものとします)
(ただし、給与については、例外的に事前に届出を出すことによって経費計上が認められています)
すいません、なかなか理解しにくいかもしれませんが。
丁寧なご回答ありがとうございました。
初めてのことで分からなかったので
とても助かりました。

すいません、
個人事業主ですよね?
法人ではないですよね?
はい。個人事業主です。
税理士さんには頼まずに、日々の帳簿づけや経理、確定申告をしています。
なので、分からないことがあるとネットで検索しながらやっています。

ありがとうございます。
個人事業主さんでしたら、先程申し上げた取り扱いになります。
利息を払った側は、所得税の計算上、支払利息を認識しない。
利息を貰った側は、所得税の計算上、受取利息を認識しない。
法人の場合は、支払利息分処理出来るんですが。
ご丁寧にありがとうございました。
こちらで質問してなかったら、
利息分は「支払利息」として計上していたと思います。
お世話になりました。
本投稿は、2023年05月27日 23時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。