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一般社団法人の基金と役員借入金とではどちらがやりやすい(有利)でしょうか?

一般社団法人の設立を予定しています。
資金調達の方法として基金制度がありますが、基金と役員借入金等とで、会計上や税の負担上、どちらがやりやすい、あるいは有利でしょうか?
なお、理事1人の普通法人を設立するもので、当面、収支がほぼ同額になるような運営をする予定です(設立初年度などは支出が超過)。
会計や法人税については目下勉強中です。よろしくお願いいたします。

税理士の回答

一般社団法人の設立において、資金調達方法として「基金」と「役員借入金」それぞれには異なる特徴があります。基金は法人に対する資本的な寄付と見なされ、返済義務がないため、安定した資金調達が可能です。ただし、税務上は税抜きで会計処理されるため、受け取った基金は法人税の課税対象外となる一方、役員借入金は負債扱いであり、利息の支払いが必要となる場合がありますが、返済計画に柔軟性があります。したがって、初年度の支出超過を考慮すると、安定的な運営が難しい場合には「役員借入金」の方が資金調達の柔軟性があり、税務面でも有利といえます。しかし、長期的には基金が安定した資金基盤を作りやすいと言えます。

休日にも関わらずご回答いただき、ありがとうございます。
それぞれ長短がある旨、承知いたしました。
当面、借入金で賄う方向で検討したいと思います。

本投稿は、2025年01月12日 12時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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