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一棟アパート、或いは太陽光発電における、新規法人での融資の属性について教えてください

兼業で不動産賃貸と太陽光発電事業をしていた主人がサラリーマンに専念するため、一部資産を売却し、妻が新たに法人を立ち上げて不動産賃貸と太陽光発電に参入します。

この場合の融資枠の可能性について一般論で結構ですのでご教授ください。

私個人自身の収入としては、扶養から外れるギリギリ程度で、余り高額ではありませんでしたが、世帯収入としては給与収入だけで2000万円を超えています。

また、引き継ぐ予定の太陽光発電と主人の連帯保証で融資を受ける予定の一棟アパートを合わせて、年間約500万円超程度の売り上げが見込まれており、頭金をかなり入れているので、金融機関からの総融資額は約3500万円程度、年間返済額は200万円弱となる見通しです。

私個人の金融資産が約500万円くらいなのですが、この属性で後5000万円程度の融資を受けて頂けるような金融機関はあるものでしょうか?
もっと私名義の資産があれば、可能性が高い、ということであれば、主人に融通してもらおうかとも考えていますが、主人は本業に関わる別の事業を模索しているようで、これ以上の融資枠(連帯保証枠?)を保留したい意向です。

相談先がここではないようでしたら、併せてご指導頂けると幸いです。

よろしくお願いします。

税理士の回答

一般論でも可とのことですので回答します。
ご記載のようなスキームに対して融資を受けるのは難しいと思います。
自己資金の問題ではなく、ご主人が保有している太陽光発電と賃貸不動産を購入するという、所謂親族間での売買ということが先ず問題になります。法人とはいえ奥様と実質同一と看做されます。
ただ、個々の金融機関によって審査基準は異なりますし与信判断は具体的な資料などを以て判断しますので、信用金庫や信用組合などの中小金融機関から個別に相談していくしかないと思います。

前田先生
早速のご回答ありがとうございます。
そうですね、個別の相談しかないですね。ただ、絶対無理、と言われなかっただけ安心しました。

なお、誤解を生む説明でしたが、主人が元々保有していた資産は全て売却しており、資産として引き継ぐものはございません。
新規法人が引き継ぐのは、交渉中の物件であり、購入そのものは法人で行います。つまり、実は共に引き渡し前です。
一部連帯保証は受けますが、融資も頭金も全て法人で行います。その残りが先ほどのご相談で言うところの、私の金融資産、ということになります。

すみません。間違いがありました。
主人が元々保有していた資産は全て売却しており ⇨ 主人が元々保有していた資産は全て売却、或いは継続保有しており

理解が足りず申し訳ありません。
前提が異なりますので可能性はあると思いますが、全く実績のない新設法人に5,000万円の融資というのは相当ハードルは高いですし、検討されるとしても信用補完としてご主人の連帯保証を求められる可能性はあります。
後は、返済可能性が認められる事業計画が策定できるかどうかだと思います。
(元銀行員としても感想です。)

本投稿は、2020年08月28日 16時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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