個人事業を2つ持つ事について
建設業の個人事業をしています。普段は1つの会社から仕事をもらって自分が現場に出て、出た日数分を請求しています。それとは別に、業種は同じですが、業務内容を増やして、自分も現場に出たり職人を段取りしたり、他の会社から現場単位で請け負っていこう思っています。
合わせると売り上げは1000万を超えると思います。
普段の会社からは消費税はもらっていません。
もう1つの現場単位で請負う方は消費税を請求します。
これらを2つの個人事業として、分ける事はできるのでしょうか?また、請負う方はインボイスをとって屋号も変えようと思っているのですが、こういう事は可能でしょうか?
また個人事業と法人にした方がいいか、個人事業としてまとめた方がいいのかなども教えていただけませんか。 よろしくお願いします。
税理士の回答

増井誠剛
結論から申し上げますと、個人事業は1人につき1つしか登録できないので、同じ人が2つの個人事業として分けることはできません。
売上が1,000万円を超えると消費税の課税事業者になるため、普段の仕事も含めて消費税対応が必要です。インボイスを取って屋号を変えるのは問題ありませんが、それも1つの個人事業として扱われます。もし、売上や取引が増えるなら、法人化を検討する価値はあります。法人にすれば、節税の幅も広がり、取引先からの信用も高まります。まとめるなら、個人事業は1つにして、インボイス対応と法人化の検討を進めるのが現実的です。
本投稿は、2025年02月28日 12時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。