個人事業主の職種について
お世話になっております。
私ではなく、妻についてのご質問です。
私自身は企業に勤めていますが、妻は春に企業を退職し、夏から個人事業主として独立しようとしています。
個人事業主の業務としては、海外輸出に関連する事務代行です。
以前からお手伝いの形でサポートしていたようですが、本格的にやることになったようです。
開業届けをだそうとしていたところ、事務代行している会社の方から、事務代行では個人事業主になれないので合同会社を設立するか、パートタイマーとして勤務してはいかがでしょうかと言われたそうです。
そこでご質問なのですが、事務代行では個人事業主になれないのでしょうか?
個人事業主となって経費計上しようとしているためご確認させて頂きました。
言葉足らずかもしれませんが、ご教授ください。
以上、宜しくお願いいたします。
税理士の回答
なれないことはないと思いますが、その会社では、そのような業務は、個人事業者には、依頼したくない、ということだと思います。
理由は、いくつか考えられますが、税務的な面でいえば、そのような事務代行が、業務委託なのか、労働としてなのか、というのは、税務署との意見相違が生じる分野でもあるので、そのようなリスクは避けたい、とか、業種によっては、業務委託でも、個人事業の場合、源泉をしなければならないが、そのような源泉もしたくない、等が考えられるかと思います。
この点、パートであれば、給与扱いになりますし、法人への依頼となれば、上記のような税務的な論点はなくなります。
本投稿は、2020年06月10日 14時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。