年末調整について
現在パートで働いていて、年収を103万を超えないようにしています。今主人が海外赴任に行っていますが、103万の壁は考えなくてもいいいのかと言うことと、105万になった場合いくら所得税を払わなくてはいけないのか教えて頂きたいです。
税理士の回答

こんにちは。
ご主人様が国内企業に在籍しつつ、海外赴任に行っているという前提で回答します。
考えるポイントを2つに分けた方が良いです。
【所得税・住民税】
一般に「103万円」と言われるのは、給与所得控除55万円と基礎控除48万円の合計を指します。
これを超えると納税の必要がある、ということです。
他に控除がないというシンプルなケースを想定すると…
・収入:105万円
・所得:50万円(105万円-55万円(給与所得控除))
・課税される所得金額:2万円(50万円-48万円(基礎控除))
よって、2万円に対して課税されます。
所得税:2万円×5%=1,000円(※)
住民税:2万円×10%=2,000円
※ 2万円が195万円を超えると、超えた部分が10%になりますので、住民税と合わせて15%と理解して良いと思います
【社会保険】
ご相談者様がご主人様の扶養でいるためには、収入が130万円未満である必要があります。
これを超えてしまうとご相談者様が社会保険料を支払う必要があります。
(パート先が社会保険料の半額を負担することになるので、普通は嫌がられます)
詳しく教えていただき、ありがとうございました。とても良くわかりました。
本投稿は、2021年10月27日 11時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。