確定申告により源泉徴収税額の約52万円が全額還付となったことについて
確定申告の手続きにより源泉徴収税額と同額の約52万円が全額還付となり驚いています。ミスを疑いご質問させていただきました。私は一般的なサラリーマン(給与所得者)です。
平成30年に住宅を購入、住宅ローン控除の対象となり翌年から毎年個人で確定申告をしています。屋根に太陽光発電設備(10kW以上/余剰売電)を設置したことから、買電収入に関しても収支報告書を作成提出しております。
本題ですが、私は2023年の7月1日にA社からB社へ転職しました。
また、6月まで働いていたA社で未払い給与として同年10月に約86万円の追加支払いを受けており、約32万円を源泉徴収されました。(受取額約54万円)本件は乙欄としての源泉徴収票の交付を受けております。
2023年分としては下記の通り源泉徴収票が3枚存在します。
①A社の1~6月までの源泉徴収票(年調未済)
支払金額約281万円 源泉徴収税額約11万円 社会保険料約44万円
➁A社の10月に支払いを受けた未払い残業代(年調に関する摘要記載なし)
支払金額約86万円 源泉徴収税額約32万円 社会保険料約0万円
③B社の7月~12月までの源泉徴収票(年調未済)
支払金額約250万円 源泉徴収税額約10万円 社会保険料約35万円
※上記とは別に太陽光売電の所得として約11万円を計上。
申告書類の第一表は所得合計[12]約460万円、所得控合計[29]は約136万円(社会保険料控除約80万円、生命保険料控除約7万円、基礎控除48万円、医療費控除約2万円)、課税所得金額[30]は約325万円、これに対する税額[31]は約33万円となりました。
また住宅ローン控除[34]として約28万円の控除枠があります。
上記の①、➁、③の源泉徴収額を所得内訳として第二表に記載したため、源泉徴収額の合計額[48]欄は約52万円になっています。(昨年までは源泉徴収金額は年調もあるので0で申請していました。これが誤り?)
そして最終的な申告納税額[49]は約-52万円となっており、納める税金[50/51]の欄は0です。
★e-TAX提出後に源泉徴収税額と同じ約52万円の還付が表示されました。これは税務の観点で不思議ではないことなのでしょうか?
★昨年まで源泉徴収税額0で申告しており還付無しでした。遡り、改めて還付申請を行うべき事案ですか?ご教示ください。
税理士の回答

概ね問題ないと思われます。
3枚の源泉徴収、うち、②は乙蘭適用であること、いずれも年末調整未済であること。
31の税額は、227,500円と思われますが、それらがすべてローン控除でなくなります。
すると、源泉税が全部戻ります。
ご回答ありがとうございます。
記載ミスもありました。31についてはおっしゃる通りです。申し訳ありません。
正確なご回答感謝申し上げます。
ちなみに、一昨年までは給与支払者により年末調整がなされていますが、(令和4年分)の源泉徴収票の記載では所得152万円、源泉徴収税額30880円となっていましたが、確定申告書においては源泉徴収税額欄0(入力ミス?)で追加所得税額および還付も0でした。
控除は同様の条件ですが、源泉徴収税額修正申告が必要ですか?
本投稿は、2024年03月16日 02時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。