給与をもらいつつ新店舗を開業した場合の手続きについて
お世話になります。確定申告外、何か手続きや準備をした方がいいか教えていただきたく、ご質問させていただきます。
<現状>
・給与所得者(1か所でのアルバイト)
・昨年12月より小売店を開業(週末のみ。ほとんど売り上げは立っていたない)
・開店費用200万弱。月経費13万円弱
・開業届は出す時期を検討中
現在給与所得を得ながら趣味的な範囲で週末店舗をしております。
本年から徐々に平日もオープンの数を増やし、小売以外にもレンタルスペースなど事業の幅を広げていく予定です。
源泉徴収は所属している会社が担当してくれていますが、その他になんらかの準備をしておいた方がいいでしょうか。
ご教授いただけましたら幸いです。
税理士の回答
こんにちは。
事業活動をはじめているなら開業届は出すべきです。
たとえ売上がなくとも経費も引けませんので…。
そのほか、青色申告者になりたいのであれば、青色申告承認申請書の提出も開業届を出すのと同じタイミングで行ってしまいましょう。青色申告は特別控除があるほか、純損失の繰越といって、今年の赤字を来年以降の黒字と相殺することができ、恩恵は大きいと思います。
従業員(アルバイトさんを含む)を雇っているなら給与支払事務所等の開設届けも必要です。ご自身の給料から所得税等が天引き(源泉徴収)されていると思いますが、人を雇った場合、同じことを雇った人はする義務が出てきます。
また、青色・白色とも記帳は義務となっているので、会計ソフト等を導入されるとよいと思います。今はクラウドを利用した安価で高機能なものもあります。
他には、伝票や請求書、領収書はきちんと整理しておく、できればプライベートの口座と事業用の口座を分けておく等されておくとよいと思います。
管理体制がしっかりしていれば、税金のみならず資金調達等でも有利に働くと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2018年02月22日 10時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。