退職後、ランサーズで収入を得ている
昨年の6月末日付で退職をし、体調を崩しての退職だった為、年内で再就職先を探さず、かといって無収入なのも困る為、ランサーズに登録をし、デザインの案件をいくつか受注し収入を得ていました。(昨年度でのランサーズでの収入は16万円ほど)
今年の確定申告は、昨年度の退職先での源泉徴収➕ランサーズでの収入を入力になりますでしょうか?
また開業届けなどを出していない&不安定な収入になりますが、開業届けは出した方が良いのでしょうか?
不安定な収入でも青色申告の届けをした方が良いのでしょうか?
税理士の回答

森田有為
こんにちは。
ランサーズのお仕事は雇用されたランサーズの社員としてではなく、業務請負という形態によるものでしょうか。その前提であれば、16万円ほどのランサーズでの収⼊は確定申告しなくても差し支えないという規定があります。
給与収入(昨年度の退職先での源泉徴収)がある場合で、その給与収入以外の収入(ランサーズでの収⼊)が20万円以下であれば、確定申告が不要であるという規定です。下記URLの2番をご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm
2019年度につきましては開業届けは不要であると考えます。開業届けは事業を営む場合に対象となりますが、2019年度はその他の収入(専門的には「雑所得」という区分)という扱いで問題ありません。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
2020年以降、ランサーズメインで本格的にお仕事され、収入もそれなりになりそうな場合は、個人事業主(フリーランス)として開業届けを提出して青色申告の届けも行うのがよろしいと考えます。
お役に立つことができれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
本投稿は、2020年01月24日 15時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。