電柱増設に伴う仕訳について
個人事業主です。
地主さんと契約している土地へ、電柱の増設を行いました。
会計処理について、下記3点をご教授頂けますでしょうか。
1.計上金額について
工事に関する請求書ですが、内訳を見ると材料費以外の労務費も載っておりました。
この場合、労務費も含めた金額で資産計上するのでしょうか。
工事名称としては「〇〇電源供給工事」として全て記載されています。
2.勘定科目
電柱増設の場合は「建物付属設備」で合っていますでしょうか。
(電気設備 - その他のもの)
3.耐用年数について
15年で合っていますでしょうか。
宜しくお願い致します。
税理士の回答
1.計上金額については、固定資産を取得した場合の取得価額とは購入代価に付随費用を加算した金額のことをいいます。 例えば機械の本体を購入して搬入の人件費や送料及び据え付け工事費を支払った場合、別々に計上をするのでは無く合算した金額が機械装置として計上されます。ですから「労務費も含めた金額で資産計上」することになります。
2.勘定科目、 3.耐用年数については、具体的な構造や設置態様が不明ですが、建物内の電気設備ではなく独立した構造である一般的な公共インフラからの引き込み線用の電柱の場合は、「構築物」の「発電用及び送配電用の配電用」の「鉄筋コンクリート柱」が相当と思われますので、耐用年数は42年と考えます。
ご回答頂きありがとうございます。
1.について、労務費も含めた金額で資産計上したいと思います。
2.3.についてですが、ご説明頂いた通りの設置態様や構造となっております。
「構築物」として、42年で償却していきたいと思います。
ご丁寧にありがとうございました。
本投稿は、2023年01月01日 23時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。