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法人成り 借入金

法人成りします。個人事業で借りていた銀行からの長期借入金を法人へ債務引受することになりました。(銀行の融資担当と保証協会等が協議しこの手続きがベストだということです。)
個人事業としての仕訳、法人としての仕訳をどのようにしたらいいのか分かりません。
よろしくお願いします。

税理士の回答

個人事業としては、
(借)事業主貸 (貸)諸資産
(借)諸負債  (貸)事業主借
で処理して、財産が残らないようにします。
法人としては、
(借)諸資産  (貸)諸負債
        (貸)資本金
として開始仕訳をします。
個人名義の通帳での入出金は、できるだけ早めに法人名義の通帳に切り替えて下さい。法人で個人名義の通帳を使い、そこにプライベートの支払いが混ざっていると、すべて社長への貸付金として処理せざるを得ないので、銀行の評価が下がる危険性が高くなります。
問題は個人事業をいつから法人に移行するか、という点です。個人事業での業務が中途であっても法人に移行できる職種であれば、法人設立日からすべての取引を法人に移して頂いて良いのですが、契約上、しばらく切り替えることができない業種もございますので、法人での業務開始日が法人設立日でなくても大丈夫です。
支払いも個人事業の売上に関係する支払いは個人から、法人の売上に関係する支払いは法人から、というように、法人業務が開始した後も、個人事業での仕訳が残ることも多いです。支払の計上時期は、どちらの売上に対応した分であるかを考えて分けて下さい。

個人事業
長期借入金/事業主借

法人
役員貸付/長期借入金

→法人が債務の引き受けと共に何か資産も引き受けた場合は、
役員貸付ではなくその資産でOKです。

例)
普通預金/長期借入金

ありがとうございます。
個人事業
【借】長期借入金【貸】普通預金
法人
【借】普通預金 【貸】長期借入金

具体的には上記の仕訳をし、銀行からの借入残高を個人事業から法人通帳に振込をして資金移動させていいのでしょうか。
税務上問題がないのか、覚書など書面で残していたらいいのでしょうか。
返答に質問をして申し訳ありません。
よろしくお願いします。

本投稿は、2023年02月24日 18時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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