法人税等の期首と期末の処理
2021年設立、3月末決算の法人です。
現在、2期目の確定申告の準備をしています。
2期目における、前年度(1期目)の法人税等の仕訳と、対する別表の書き方がよくわかりません。
(法人税等で処理する方法と租税公課として処理する方法があり、経理方法によって異なるということは分かりましたが、具体的にどう処理するのかが分かりません。)
【1期目】
ー仕訳帳
法人税等 / 未払法人税 を記入
ーPL
税引前当期純利益の下の法人税順民税及び事業税の項目に記入
ーBS
負債の未払法人税という項目に記入
ー別表五(一)
当期の増減③と差引翌期首現在利益積立金額④に同額を記入
ー別表五(二)
当期発生税額②と期末現在未納税額⑥に 同額を記入
【2期目】
ー仕訳帳 1期目の確定申告後に
未払法人税 / 現金 を記入
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その後の処理が分かりません。
PLとBSのどこに1期目の法人税等が反映されるのか、別表のどこにどう計上すればいいのか。
ご教示願います。
税理士の回答
法人税等は費用科目なので翌事業年度に繰越しませんから、1期目の法人税等は2期目のPLにもBSにも記載されません。
2期目の別表では、1期目の未払法人税は別表5(1)の納税充当金27と未納法人税等28~30の➀の列、別表5(2)の2、7.12、17の➀の列、及び、納税充当金の計算の30に記載。
2期目に未払法人税を取り崩して納税した分を、別表5(1)の納税充当金27と未納法人税等28~30の➁の列、別表5(2)の2,7、12、17の③の列、及び、納税充当金の計算の34、35に記載。
ご質問について2期目の別表の書き方を文章で解説すると上記の通りです。
本投稿は、2023年05月27日 13時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。