売上に送料を含めるか
1万円の商品があって、送料は地域別ですが1000円として、売れると1.1万円振り込まれます。
この時に1.1万円を売上とするか、1万円を売上として1000円は立替金として計上するか迷ってます。
送料を含めて1.1万円を売上とした方が事務作業としては楽な気がするのですが、簡易課税の場合は送料を含めると、納める消費税が増えるのでは?と思っています。
例えば3種事業として、100万円分を売って、送料が10万円になった場合、売上は送料を含めると110万円で、納める消費税は33万円になり、送料を立替金とした場合は売上は100万円で、納める消費税は30万円になり、3万円の差が発生するという認識で正しいでしょうか?
税理士の回答

平塚充孝
ご認識の通りで問題ありません。

送料を売上に含めて請求し、その合計が振り込まれるのであれば送料を含めた金額を売上に計上します。一方、送料は経費に計上します。

商品代と送料を明確に区分して収受し、送料を預り金又は仮受金等として処理している場合は、課税売上に含めなくてよいとされています。
よって、簡易課税(3種)の場合は、
110万×10/110×30%=30,000円
100万×10/110×30%=27,273円
と、約2,700円の差が生じるかと存じます。
◆ご参考
・消費税基本通達10-1-16 別途収受する配送料等
https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/shohi/10/01.htm
丸尾様
自分の例えでは消費税が30万になってましたね。
申し訳ありません。
本投稿は、2025年06月20日 11時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。