前期からの雇用保険預かり分の仕訳について
今年から経理を担当しているのですが、
2019年度の決算のため、前任者が行った2018年度の決算と2019年度のデータを見直していたところ、雇用保険の仕訳に間違いがあったため調整したいです。
給与計算ソフトと会計ソフトの連携により、雇用保険の従業員負担分は自動的に毎月「給与手当/立替金」という仕訳になります。
2018年度と2019年度に雇用保険料を納付した時の仕訳が「法定福利費/現預金」になっており、給与からの預かり分はずっと立替金に残っている状態です。
まず、2018年度について巻き戻しはできないので、
2019年度の期首で修正したいのですが、どういう仕訳がいいのかが分かりません。
2019年度に関しても、
毎月事業者負担分を「法定福利費/前払費用」として計上する、「法定福利費/未払費用」として計上する、などいろいろな方法があり、それぞれ納付時の仕訳も違い、調べれば調べるほど、どうしたらいいのか分からなくなってしまいました。
適切な仕訳をぜひ教えていただきたいです。
税理士の回答

雇用保険(労働保険)の精算は、毎年4/1-/3/31を年度としています。2019年4月からの給料から控除された立替金の残高を残して、残りは以下の様に処理すればよいと思います。
(立替金)xxxx (法定福利費)xxxx
なお、2019/4-2020/3までの従業員から預かった分は、7月の労働保険の支払時に精算することになります。
本投稿は、2020年05月06日 19時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。